派遣社員の職務経歴書の書き方
派遣社員の方が転職をする際、職務経歴書を書くのが大変だと感じる方もいるのではないでしょうか。
派遣元は省略しても良いのか、派遣先の企業名は書いても良いのか不安になります。
また、複数の企業に派遣されていた場合の上手な書き方も良く判らないですよね。
そんな派遣社員の職務経歴書の書き方を紹介します。
派遣元は必ず記載する
どこに雇用されていたか明確にする為にも、職務経歴書には派遣元の会社名を必ず記載しましょう。
派遣先のみ書いた場合、採用担当者が派遣先と雇用契約を結んでいたと勘違いする可能性があります。
また、派遣先の企業名に守秘義務がある場合、勝手に書いてしまうと派遣元に迷惑をかけるのでNGです。
派遣元は「入社」「退職」ではなく、「登録」「登録終了」と書きます。
派遣先は「派遣」「期間満了」と書くようにすると良いでしょう。
派遣先は守秘義務がなければ書く
派遣先の企業名は、公表が可能なのであれば書いた方が良いでしょう。
企業名がわかった方が積んできた経験を具体的に伝えることが出来ます。
併せて事業内容や従業員数、所属部署名を明記すると採用担当者もイメージしやすくなります。
企業名を載せてはいけない場合や載せてよいか不安な場合は、企業名は伏せて業種と事業内容を書きましょう。
企業名を記載するしないを問わず、自分がどのような業務を行っていたかを、アピールしてください。
派遣回数が多い方は情報を整理する
短期で複数の派遣先で働いていた場合、うまくまとめないと職務経歴書が何枚も必要になります。
採用担当者に良い印象を持たれるためにも、職務経歴書はA4用紙1~2枚でまとめてください。
そのためには、求人内容に合わせたアピールポイントを整理すると良いでしょう。
同じ業種はまとめて書いたり、一番長い派遣先を具体的に書いて他はまとめたりするのもおすすめです。
これまでの業績やスキルが、新しい環境でどう発揮できるかをイメージできるように書きましょう。
採用担当者が読みにくいと感じてしまう職務経歴書は、どうしても良い印象を残すことが出来ません。
情報を整理して相手に伝える能力が重要になってきます。
自分自身のキャリアを見直して、強みを認識していくと、より良い職務経歴書が書けることでしょう。