面接のカバン(バッグ)の色や置き方について
面接の時にカバンは意外と面接官に見られています。
大きな傷がついていたり、へこんでいたりすると、印象が悪くなります。
面接で良い印象を与えるためには、服装や髪形の他に、カバン選びや置き方にも気を配りましょう。
では、面接におけるカバンのマナーとは一体どのようなものなのでしょうか。
色は黒で、ブランド物は避ける
カバンの色は男性も女性も黒のものが最も良いです。
他の色、例えば茶色でも大丈夫ではないかと考えがちですが、カジュアルな印象になるためおすすめできません。
柄は無地が一番良いですが、シャドウストライプのような目立たないものであれば問題ないでしょう。
男性はいわゆるビジネスバッグで、女性は肩掛けタイプを基本に考えるのが良いです。
ブランド物だと一目みてわかるような大きなロゴなどが入ったカバンは避けましょう。
必ず自立するタイプを
面接の際は「先言後礼」を意識してください。
入室時は着席を促された後にカバンを椅子の横に置いて、一礼をしてから着席します。
退室時はまず起立し、挨拶と一礼をした後にカバンを持ち、退室します。
一連の動作を流れで行うとダラダラした印象になるので、一つひとつを区切るように意識してください。
動作の妨げになるような、置いた際に倒れたり形が崩れたりするカバンは避け、縦置きで自立するマチのあるものにしましょう。
A4の書類が丁度入る位のサイズが、置くとき等にスムーズに動けて、書類を折り曲げずに入れられるため便利です。
ナイロン製かポリエステル製
ナイロン製やポリエステル製の軽くて丈夫な素材のカバンをおすすめします。
本革はNGという訳ではないですが、高級素材なため年齢も高めの印象を与えます。
転職時はともかく新卒時には避けた方が無難でしょう。
合皮は本革と違い、軽くて雨や湿気のような水分に強いのでケアが楽です。
2~3年程で経年劣化してボロボロになりますが、就職活動の間であれば問題なく使えるでしょう。
面接時におすすめのカバンをまとめると、「黒色」「ビジネスバッグ」「自立する」「A4サイズ」がポイントです。
服装や小物類での個性や意外性は面接の場では求められていません。
まだ就職活動で使うカバンを持っていない場合は是非参考にしてください。