転職活動を開始する時期について
闇雲に転職活動をしても、効率的ではありません。
何月までに転職したいというような目安を作った方が、活動に身が入ります。
ですが、無理なスケジュールを組んでしまい、苦しんでしまうのも避けたいですね。
無理のないスケジュールで活動が開始できる期間と、転職活動に適切な時期を紹介します。
2~3月と8~9月が求人増
年間を通してみると、2~3月と8~9月に求人が増える傾向にあります。
これは、年度替わりで社内体制を整える4月や、下半期がスタートする10月に備えるためです。
大企業や優良企業の求人も、自然と多くなる時期です。
ただ、それに合わせて応募者も増加するので、単純に採用される確率が高くなるわけではありません。
準備が不足していては、当然ですが採用される可能性は低くなります。
ボーナス支給が活動開始の合図
転職にかかる期間は、3ヵ月から半年と言われています。
内訳としては、企業が求人を募集して内定を出すまで平均1ヶ月、入社までの調整に1ヶ月程度かかります。
求人を探し、履歴書や職務経歴書の準備等の活動に1ヶ月かかるとすると、転職活動には最低でも3ヵ月見ておいた方が良いというわけです。
4月入社を目指す方は1月頃から、10月入社を目指す方は7月から活動を開始すると良いでしょう。
丁度、ボーナス支給後のタイミングなので、それを目安にすると良いでしょう。
なお、在職中で自由な時間が少ない方や、スケジュールをゆったり取りたい方は、少し長めに想定してください。
穴場は4~5月の求人
新体制に切り替わり、人手が足りない部署への緊急の補填があるのが4~5月頃の求人です。
この時期は、能力よりもタイミングが合う人を積極的に採用する傾向があります。
4月や10月狙いと比較して、求人は決して多くありませんが、競う人も少なくなる時期でもあります。
丁度、4月入社狙いと10月入社狙いの間の時期なので、少し手を広げてみるのはいかがでしょうか。
4月10月狙いの方も穴場狙いの方も、企業研究やキャリアの見直し等の準備はいつでもできます。
準備をしっかりしていれば、どんな転職活動でも成功させることができるはずです。
良い転職活動ができることを願っています。