転職回数が多い人の職務経歴書の書き方
親の介護や勤めていた会社の倒産等、転職には様々な事情や理由があります。
20代で2~3回目、30代で4~5回目の転職は多いという印象を持つと言われます。
企業や人事担当によって見方は変わりますが、基本的に転職回数が多いことが有利になることは少ないです。
転職回数が多くても不利にならない職務経歴書の書き方をアドバイスします。
職務経歴書はA4用紙1枚で
転職を繰り返した事実は覆りませんが、全ての職歴を書きましょう。
良い印象を与えたいからと、職歴をごまかして書くようなことはしないでください。
職歴の詐称は、内定取り消しや解雇理由に十分に該当します。
また、職歴を漫然と書いただけでは、特に転職回数が多い方だと枚数がかさんでいきます。
読みやすさも考慮して、コンパクトにA4用紙1枚、多くても2枚までにまとめて書きましょう。
転職が多い=ストレス耐性がない?
転職回数が多い場合、企業が「またすぐに辞めてしまうのではないか」「人間関係の構築に問題はないか」と考えます。
コミュニケーションが円滑にできること、責任感やストレス耐性に問題がないことをしっかりとアピールしてください。
例えばこれまでのキャリアでやり遂げたことや、経験を洗い出していくと責任感や人間関係のアピールに繋がります。
経験を糧にできているか問われる
転職回数が多い方は、向上心も高いとも言えます。
他の人と比べて、これまでの経験やスキルをしっかりと糧にできているかを問われます。
そのためには、これまでの職歴でどのような意図で転職をしてきたかを伝える必要があります。
企業が「何故ウチの会社に入ろうと思っているのか」判るように書くように意識しましょう。
介護や物流、運輸、IT等、業界によっては、転職回数にそれ程こだわらない企業もあります。
面接の際に、しっかりとできることとやりたいことをアピールしてください。
目的意識がしっかりしていて、企業と考え方がマッチしていれば、採用される可能性は高まります。