転職先は言わない?伝える?退職のマナー
上司や同僚に転職先を伝えた方が良いのか悩みますよね。
自分から言わなくても、聞かれたらやはり伝えるのがマナーなのでしょうか。
それとも要らぬトラブルを避けるためにも、転職先は言わない方が良いのでしょうか。
転職先を伝える必要はない
退職の手続きを進めていると、高い確率で転職先等について聞かれます。
上司や同僚に聞かれると教えるかどうか迷いますし、ついつい伝えそうになります。
当然ですが、転職先は必ずしも伝える必要はありません。
伝えた場合は伝えない場合と比べてメリットよりもデメリットの方が多いと言えるでしょう。
トラブルに発展する可能性
退職前に転職先を伝えるのは、不安要素が多いのでおすすめしません。
相手が単に好奇心で聞いていれば良いのですが、何らかの妨害を企てているかもしれません。
仮に尊敬する上司や気心の知れた同僚に妨害する気持ちはなくても、伝えるのは避けた方が良いです。
転職先を言ったばかりに、彼らから他の人に話が広がってしまう可能性があります。
そこからトラブルに発展するケースもあります。
最悪の場合、転職が白紙になってしまったら目も当てられません。
また、その気はなくても転職先の悪口を言う人もいるので、精神的に良いとは言えません。
転職先を伝えることでメリットがある場合
退職日まで今の会社を円満に過ごしたいのであれば、転職先を伝えることが逆に良い場合もあります。
当然ですが、全ての人が転職の妨害をするわけではありません。
転職を心から祝福してくれる人もいます。
もし上手くかわすことができないと、相手の気分を害して退職日まで過ごしにくくなる恐れがあります。
転職先を伝えるかどうかに法的な規則はないので、最終的にはご自身で判断しましょう。
もしも伝える気持ちが固まっておらず迷うような場合は、基本的に言わないと決めた方が良いです。
少なくとも退職前に転職先を伝えない方が良いのではないでしょうか。
転職先をしつこく聞かれた場合は、トラブルが起きにくい転職後に伝えるのが良いでしょう。