不況の乗り越え方
先日、船橋市のあるエンジニアリング会社を訪問しました。
この会社は、不況に関係なく、順調に成長しています。
来春の新卒も11名採用。
予定は6名のつもりだったということですが、いい子がいたから採ってしまったと言えるのは本当にすごい。
また、2億円以上かけて設備投資を行う予定。
来年の夏には、最新型の機械が工場内に設置されるということです。
そんな同社の専務が「不景気なんて簡単だよ」と言っていました。
「これまで10件回って1件しか契約が取れなかったのが、20件回って1件しか契約が取れないようになったというのが不景気と言うこと。だったら、20件回ればいい。それだけのことだ」と。
たしかにおっしゃる通り。
この20件をどうやって回れるようにするかを考えるのが、不景気を乗り越えるコツだということです。
得てして、不景気だという理由で、10件回っていたところを5件しか回らないようになっているもの。
気持ち的な問題もありますし、仕事の効率が悪くなっているという問題もあります。
不景気と言うことを前提に倍の数当たれるための準備をすることが大事なんですね。
思い当たることが山ほどあります。
まさか、エンジニアリング会社から営業のアドバイスを受けるとは思いませんでしたが、さすが、伸びている会社は営業の基本もできています。
基本がわかっていてもやっていない人とやっている人には大きな差があります。
学ぶべきところがたくさんありますね。
とても勉強になりました。