学生の内に秘められた高い意識
昨日、リクルートの新卒採用セミナーに参加してきました。
セミナーの中で、学生のやる気スイッチを入れてあげる工夫をすることが大事という話がありました。
どういうことかというと、学生の質が低下しているとはよく言いますが、
低下しているのではなく変化しているだけ、彼らの内に秘めた意識を引き出してあげることが大事だというのです。
それに関して、面白いデータを見ることができました。
学生の価値意識調査。
■「社会について」
・今の社会は結構よい社会だ
⇒「当てはまる」12.1%
「当てはまらない」53.0%
・社会人になることの社会は明るいと思う
⇒「明るい」39.2%
「明るくない」60.6%
■「自身について」
・将来は自分の頑張り次第で決まると思う
⇒「当てはまる」80.5%
「当てはまらない」3.8%
・今しかやれないことに全力を尽くすべきだ
⇒「当てはまる」90.3%
「当てはまらない」1.7%
・自分たちの力でより社会を作っていきたい
⇒「当てはまる」57.7%
「当てはまらない」11.5%
要は、社会に対し悲観的ではあるが、「自ら切り開く」という意識は強いんですね。
昔と違い、あからさまにやる気を見せる学生は少ないものの、やる気スイッチをうまく見つけてあげれば、意欲的に頑張るわけです。
今の学生の特徴に合わせていくということがとても大事なんですね。