初日のエントリーが500件!!!
先日、雑貨の卸売業を行っている会社を訪問しました。
ディスカウントストアやスーパーなどに雑貨を販売していて、業界としてはよくはないようですが、取引先の絞り込みや営業の効率化などでこの会社の調子はまずまずのようでした。
昨年は、4名の新卒を採用し、すべて女性。
新卒を同時に4名を採用したことは初めてとのことでしたが、約1年が経った今も、脱落者はなし。1名は中途社員以上に活躍しているそうです。
中小企業が新卒採用で会社を活性化させている成功事例としてとてもよい話ですね。
今年入社の新卒が活躍していることもあり、10新卒採用にも着手。
10月にリクナビを利用して募集を開始したそうなのですが、その反響にびっくり。
掲載初日のエントリー数は何と約500件だったそうです。
とんでもない数字ですね。
この時期から10新卒の採用活動を始める企業は少ないので、貴重な求人だということはわかりますが、いかに就活生が苦しんでいるかが伝わってきます。。。
これから20人規模の説明会を2回開催して、2,3人採用予定のようです。
そして、もうひとつびっくりしたのが、同社では、書類選考の後、面接は社長面接1回だけというのが通例だということ。
よく1回の面接で採用内定を出すなあと驚くのですが、1名も辞めることなく、しかも社内でのリーダー格として育ちつつあるというのですから、人を見極める目とOJTでの社員育成力が非常に高いのでしょう。
面接を何回も行い、適性検査を導入していても、採用のミスマッチが生じることが多いのに、本当に感心します。
面接1回ですから、学生にとっても一発勝負。
ぜひ力を出し切って悔いのない面接にしてもらいたいと思います。