40歳を越えてからの学び直しが重要
昨年よりスタートした千葉県の社長インタビューサイト 「千葉の頑張る社長さん」
営業活動の合間でのインタビューということもあり、更新が滞っていましたが、
昨年末から少し更新ペースが戻ってきました。
今回のインタビューは、船橋市にある株式会社ネクストの吉田社長。
簡単に事業の流れを説明すると、
大手系列の不動産会社でトップセールスとして活躍した後、30歳そこそこで起業。
センチュリー21の加盟店として不動産売買の仲介を軸に会社を成長させてきました。
しかし、会社の成長スピードが落ちたことに加え、様々な歪が生じたことで、
事業を見つめ直し、5年ほど前に家の建築に直接関わるハウスビルダーに事業転換されました。
「千葉の頑張る社長さん」のインタビューは、求人原稿作成のための取材ではないので、
いつもと違った視点で話が聞けてとても面白いのですが、今回のインタビューでは、
まだまだ頑張ろう!というパワーももらえました。
というのも吉田社長が事業転換を決意し、スタートしたのが47歳の時。
建築の知識はほとんどなく、日建学院に通うところから始めたとのこと。
今では建築士の資格も取得されていますが、経営をしながら専門学校に通って
イチから勉強するというのはとても大変なことです。
しかも47歳という年齢からの資格取得はきつい。
私もキャリアカウンセラーの資格を取るために5年くらい前に学校に通いましたが、
40歳手前でも昔のように暗記するのがものすごくつらかったのを思い出します。
ですが、今の時代、経営者に限らず、「学び直し」がとても重要。
IT技術を始め、経営環境やビジネスモデルなど、ものすごいスピードで変化します。
目の前の仕事を一所懸命頑張っていれば、定年まで働けるという時代ではありません。
色々なことに興味を持って、どんどんチャレンジし、知識や技術を身につけていくことが
キャリア形成には欠かせませんね。
とはいえ、そんな事はわかっていても、ありがちなパターンとして
なかなか一歩踏み出せない、ついつい現状に甘えてしまうといったことも。
人生100年の時代において50歳が折り返し地点。
私もまだまだ折り返し地点の手前。
もっともっと努力しよう!と自分に喝を入れてくれたインタビューでした。