お客様にすすめていただいた「無印良品は、仕組みが9割」を読んで
無印良品大好きな営業部渡邉です。
筆記用具とか机の上に置くものはシンプルなものが好きなので
無印良品さんには大変お世話になっています。
なんだか買い物欲が湧いてきた気が。。。
無印良品は、仕組みが9割を読んで
先日お客様先で企業文化について話をしていると
「部門間のコミュニケーションを活性化したい」という話になりました。
社風を作るのって難しいし、これをやればできるというレシピもありませんよねーという話をしていると
先日「無印良品は、仕組みが9割」を読んでみて、ヒントをもらったよというお話を聞いて
さっそく読んでみました。
タイトルの通りなんですが
無印良品が伸びた(ている)理由は仕組みが9割ですというお話です。
仕組みとは具体的に何を指すかというと2つのマニュアル。
1つはMUJIGRAM(ムジグラム)という店舗で使うもの(なんと2000ページ超)。
もう一つは業務基準書という本部業務で使うもの。
なんと無印良品の全てのノウハウが詰まった社外秘の
マニュアルの仕掛けと中身のイチ部を公開するという内容です。
中身を読むとよく分かるのですが、
店舗づくりの真髄が書かれています。
読んだ後に無印良品に行くと、なるほど確かに「無印っぽい」。
この「ぽい」がブランディングにつながり企業風土に繋がっているんだと思うと
すごいなーと思います。
マニュアル≠つまらない
マニュアルというと無機質でつまらないルーチンワークをついつい想像してしまいますが
さすが無印良品。ここは一味違いますね。マニュアルを作れる人になるのがゴール。
毎月更新をしながらブラッシュアップしているそうです。
【マニュアルは社員全員でつくり、常に仕事の最高到達点であるべき】
ここが無機質にならず血の通ったものにするための仕組みがあります。
他にもマニュアルのメリットとして
・知恵、ナレッジの共有
・標準化および改善
・目的の統一
などが挙げられていました。
知らなかった一品入魂!ネーミングに惚れた
個人的にいいなーと思ったのは「一品入魂」という制度。
現場の声から生まれたものらしいだそうですが
店のスタッフ一人ひとりが売りたい商品を一つ決めて
お試し価格として2割程安くして売るというもの。
自立型社員を創る一つの仕組みですね。
後半にもたくさん良いことが書かれているんですが
長くなりましたのでまた今度ご紹介します。