これは気になる!ユニークな福利厚生制度 vol.1
売り手市場と呼ばれる2017年現在では、求職者が企業を選ぶ時代になってきていますね。企業存続のためにも労働力の確保は会社の重要課題として取り組まれています。
企業を選ぶポイントとして「やりがい」「ポジション」「業務内容」「企業ブランド」「福利厚生・社内制度」など人により様々です。
企業側が比較的取り組みやすい施策として、「福利厚生・社内制度」があり、力を入れている企業が多くあります。「福利厚生・社内制度」は何かと話題性にもつながりますが、従業員の定着率にもかかわってくる施策です。
今回は第一弾と「個人的に興味がある福利厚生・社内制度」をピックアップしてみました。
スタートトゥデイ株式会社
ろくじろう
ろくじろうとは「6時間労働制」というスタートトゥデイ独自の取り組みです。8時間労働が当たり前という常識を見直し、働きすぎな日本人に新しい働き方を提案することを目的に実施しています。 ただ「6時間で帰宅していい」ということではなく、短い時間でも生産性を落とさず効率よく自事(シゴト)をすることが必要とされます。チーム全員が6時間でシゴトを終えることができればみんなで15:00に帰宅し、終わらない人がいた場合は全員で助け合ってシゴトを終わらせてから帰宅しています。
ろくじろうのように6時間で8時間分の生産力であればこれも立派な生産力向上だと思えますし、ただ、基本勤務時間の生産性向上に努めた場合、その分の見返りを求めらせ反映できず離職がふえるよという事態にならなければいいですけど・・・余談ですね。
参考:https://www.starttoday.jp/recruit/welfare/
Sansan株式会社
つまみーの
普段、業務上で関わりの少ない社内のメンバーが1つの場所に集い、軽食とお酒を”つまみ”ながら気軽に会話し、交流を深める(←このライトさを表現するため、後に「つまみーの」に改名されました)。
・・・
あらかじめ調整も必要なく、毎月決まったタイミングで開催されているのが、参加率が高い理由の一つかもしれません。また、入社直後の社員は「つまみーの」の参加を通じて、会社を知り、雰囲気に馴染んでいく、きっかけの場にもなっているようです。
もうね「すごい!」としかいいようがないですよ。
毎月第一水曜日に開催され、現地集合・現地解散、途中参加・途中退出、すべてが自由!て・・・結構な費用もかかると思うのですね。
離職1名以上ストップできるのであれば、採用単価100万円だとしても十分元をとっている施策ですよね。いいな・・・
参考:https://jp.corp-sansan.com/blog/2017/08/post-168.html
株式会社ゆめみ
野菜支給制度
当初は「野菜手当」を考えていましたが、現物を支給したほうが実効性があると思い、無農薬野菜の生産者に直接電話をかけて、毎月1人1000円相当の旬の野菜を送ってほしいと交渉しました
私は小さいころ朝ごはん、夕ごはんなど野菜だらけだったので、肉って高いんだろうなと思っていたのですが、野菜ジュースがこれだけ出ていることに「いやないだろ・・・」と思っていました。
しかし、一人暮らしなどでは自分で積極的に野菜を購入することもなかったで、健康を考えると素晴らしい福利厚生だと思います。
スーパーの野菜コーナーに行くようになって感じたのが、野菜って高い!です。
参考:https://www.yumemi.co.jp/ja/company/welfare
未来工業株式会社
数えきれない・・・
”(ホウレンソウ)を禁止”
”残業は原則的に“禁止””
”5年に一度は会社負担の「超豪華社員旅行」”
”年休140日以上”
山田昭男社長は有名な社長さんですよね。
まとめサイトでもまとまるほど社内制度が豊富で、正直覚えられません。
福利厚生だけが独り歩きしている企業のように思えますが、やはりそれだけ生産性もたかいからできることであり、従業員をやる気にさせる”何か”があるのでしょう。
最後に
エンジニア職への福利厚生として数十万円もする椅子を付与するなど「働く環境」には力を入れる企業が多くなってきました。ストレスなく働いてもらうためにはという部分が「残業を少なくする」「休日を多くしリフレッシュしてもらい、集中的に業務についてもらう」などにつながっているのでしょうか。
福利厚生を企画する企業も出てきているので面白いですよね。