転職先に迷った時に決め手になるのは
内定が出たにもかかわらず、迷ったり悩んだりすることがあります。
複数の内定が出た時はなおさらです。
回答期間には限りがあるので、いつまでも保留するわけにはいきません。
転職先に迷った時に決断の決め手になるのはどのようなものがあるのでしょうか。
迷っている理由を洗い出す
決断に迷っているのは何故でしょうか。
「転職先を深く考えずに選んだ」「給料や労働条件に不安がある」
「もっと良い企業、自分に合った企業があるのではないか」
「仕事の内容ややりがいをもてるだろうか」「長く働けるだろうか」
もしかすると「どの会社も魅力的で迷っちゃう」という贅沢な悩みかもしれません。
まずは、どんな理由で転職先を迷っているのかを明確にしましょう。
悩みを解決できるか解決できないか分ける
理由を洗い出した後は、自分で調べたり誰かに相談したりすることで解決できる迷いかどうかを考えます。
解決できる理由、解決できない理由、解決しようがない理由の3つに分類することが出来ます。
「転職先の会社の情報不足」のように、もし解決できる理由であるならば解消してください。
「転職先の会社規定」のように自分自身で解決できない問題である場合、後述の転職目的を思い出して決断しましょう。
「新しい職場での人間関係」のように現状で解決しようがない場合は、正直言って迷っていても仕方ありません。
転職の目的を明確にする
転職先に迷った場合、まず「そもそも何を目的に転職活動を始めたのか?」を明確にしましょう。
それは前向きな理由かもしれませんし、もしかしたら後ろ向きな理由かもしれません。
「やりたいことがある」「給料」「残業」「労働条件」「育児休暇」等々、本気の目的があるはずです。
そして、内定を貰った企業がその転職理由に叶うかどうかを、もう一度よく考えましょう。
複数の内定を貰った場合は、どちらがより転職理由に合致して、解決できない迷いを抱えているか比較しましょう。
転職で迷ったり悩んだりしない人はいません。
入社の決断をした段階で迷いが消えたとしても、入社後も必ず迷いは生まれますし、悩みは出てきます。
もし周りの人に相談したとしても、その意見に影響されすぎないで、最終的には自分自身の意志で決断してください。