在職中の転職活動、面接日の設定はどうするか
在職中の転職活動はスケジュールの調整が大変です。
いざ面接に進んだ時、日程の調整はどうしたら良いのでしょうか。
そんな悩みにお応えします。
企業はあなたに会いたいと思っている
企業側は求職者が離職者だけではなく、在職中の方がいることは承知しています。
履歴書には在職中であることをしっかりと明記しておきましょう。
終業後や土日等、比較的面接のしやすいタイミングをセッティングしてくれる企業もあれば、平日の就業時間中しか面接ができない企業もあります。
なるべく現在の会社を休まない方が良いのですが、平日にしか面接が組めない場合は、有給を使うことも視野に入れましょう。
ただし、面接は一度だけとは限りません。
今後の面接も毎回平日なのか、土曜日等に調整ができないかはしっかりと確認をしましょう。
日程の変更は一度なら心象に影響はない
転職活動を続けていると、どうしても面接に行くことができないタイミングを指定されることがあります。
そのような時には面接を諦めずに、別の日や時間にお願いできないか交渉することをおすすめします。
企業側が交渉そのもので怒ったり評価を下げたりすることはありません。
もしそこで何か言ってくる企業でしたら、体質や雰囲気に疑問を持った方が良いでしょう。
しかし、一度変更した日程を二度三度と変えると、さすがにスケジュール管理能力を疑われます。
本当に面接したいのかと、転職の意志まで問われてしまいます。
入社可能日は具体的な見通しを添えて
在職中であれば誰もが悩む質問が「いつから入社できますか?」という質問ではないでしょうか。
この回答を誤ってしまうと、採用が白紙になりかねない非常に重要な質問です。
余程緊急の募集でもなければ、企業側は1ヶ月程度の猶予を見ています。
「○○××の引継ぎがあるので1ヶ月後には入社できます」と具体的な見通しを挙げておくと良いでしょう。
企業側も責任感や業務能力をイメージできるので、採用の後押しとなります。
間違っても「退職届を出してないので判りません」とは言わないようにしましょう。
その企業に本気で行きたいのだという姿勢を誠実に伝えていくことが重要です。
ビジネスマナーを守り、相手の心象を崩さないような行動を心がけてください。