留年は就活にどう影響するか
留年された方が気になるのは、就職活動への影響ではないでしょうか。
面接の際には、ほぼ確実に留年について聞かれます。
やはり留年は就職活動で不利に働くのでしょうか。
留年したことをプラスの印象に変える方法はあるのでしょうか。
留年はそのままではプラスにならない
一部の学部を除いて、通常は大学生活を過ごしていて留年することはありません。
つまり、留年するには何らかの原因や理由があります。
海外留学や大きな怪我という、すぐに納得できそうな理由がある方もいることでしょう。
ですが、遊んで過ごしてしまった、サークルやアルバイトに熱中してしまった、という方も多くいるのではないでしょうか。
いずれにしても、なぜ留年してしまったのかをしっかり掘り下げてください。
もし掘り下げをせず、自分の中で明確な答えができていないと、面接でしっかりした受け答えができません。
失敗からの反省、改善点をアピール
人間というのは失敗をする生き物です。
大切なのは失敗から成長できたのか、できていないのかです。
まず面接では、留年した事実をしっかり反省した上で伝えましょう。
その上で、自分自身がどのように変わったのかをアピールしてください。
例えば、「スケジュール管理を徹底するようにした」「留年した分の学費をアルバイトで支払った」などといったことです。
嘘はつかない
どのように反省して改善したかを語る上で、絶対に嘘はつかないでください。
やってもいないことをアピールしても、面接官は口調等からすぐに見抜いてしまいます。
当然ですが、嘘をつく人は企業から見ればNGです。
ですが、最初から理由付けをして行動するという方は、そういないのではないでしょうか。
どうして留年しなくなったのか、その行動や意識を反省点や改善点に結びつけると良いでしょう。
留年は珍しいことではありません。
理由を問わずに留年をしたから採用しないという企業は、基本的にありません。
企業が重視しているのは、失敗をバネに成長できているかどうかという部分です。
今後の成長性や可能性を見出すことができる受け答えができれば、おのずと結果は出てきます。