転職活動でも会社説明会へ積極的な応募を!転職フェアもおすすめ
初めての就職活動で企業の説明会に参加した経験がある方は多いと思います。新卒ではまず合同説明会に参加して、希望する企業を決めるといったやり方がスタンダードですね。それとは別に、転職者向けに合同説明会が開催されていることも少なくありません。
今回は、転職活動でも積極的に参加したい会社説明会と、「転職フェア」、そして説明会に参加するうえでの注意点を紹介していきます。
1.転職者向けにも合同説明会がある
会社説明会というと新卒向けというイメージを持つ方も少なくないでしょう。たしかに新卒向けの説明会は毎年賑やかに行われていますが、中途採用・第二新卒採用を目的とした転職者向けの会社説明会も各地で開催されています。
企業単独の会社説明会もあれば、多くの企業が出展する合同説明会もあります。合同説明会を主催しているのは、主にリクルートやマイナビなどの就職支援サイト。参加無料で予約もいらず、入退場も自由な点は、新卒の合同説明会と同じです。
一度にさまざまな業界の企業が出展するケースも珍しくなく、多分野にわたって企業の情報を集めることができるのが、参加者にとってのメリットです。多ければ数百社の企業が参加していることもあり、これまでリサーチしたこともない企業との出会いが期待できます。
2.春と秋の「転職フェア」もチェック!
主に春と秋に行われる大型の合同説明会を「転職フェア」を呼ぶことがあります。転職エージェントや都道府県が主催者となり、非常に多くの企業が出展して転職希望者とのマッチングを図っています。
大規模な転職フェアになると、個別の企業のブースが設置されるだけでなく、転職に役立つセミナーやイベントが開催されることも。履歴書写真用の撮影コーナーだったり、転職アドバイザーによる個別相談スペースが確保されることもあり、参加者にとってうれしいイベントが設けられています。
もちろん、個別の企業の話をじっくり聞くことも可能。現役社員と話ができたり、その場で応募を受け付けるところも少なくありません。事業内容や社風をじっくりと調べることができるので、すでに受けたい会社がある方も参加するメリットは大きいでしょう。
大規模な転職フェアは、東京・大阪・名古屋・福岡など大都市で行われます。このほかにも業界・職種ごとに特化した転職フェアや、女性向けの転職フェアも実施されています。
インターネットで探せばたくさんの情報が集まりますので、まずは自分の住んでいるエリアや希望する業界・職種などで検索し、近々予定されている転職フェアがないか確認してみるとよいでしょう。
3.説明会を受けるうえでの注意点
中途採用の会社説明会では、まず自社の特徴を理解してもらい、本当に入社したい気持ちがある人だけに選考を受けてもらいたいという企業側の目的があります。単に応募者をたくさん集めるだけでなく、熱意を持って応募してくれる人を求めているわけです。
ですので、説明会の段階からすでに選考は始まっている考えたほうがよいでしょう。説明会の時間は厳守して早めに会場に到着するようにすることで、無用な悪印象を与えることを避けることができます。早め早めの行動は、よい座席を確保することにもつながりますので、ぜひ時間に余裕を持って参加しましょう。
説明会で企業が話す内容は、できればメモを取って聞くようにしましょう。説明会で説明されたことと同じ内容を面接でも質問してしまうと、「あ、この人は説明会に来なかったんだな」「説明会の話をちゃんと聞いていなかったのかも」と思われてしまう可能性があります。
大規模な転職フェアでは一人ひとりの様子を観察することは難しいですが、単独の説明会であれば意外と全員の顔をよく見ているものです。その中で眠そうにしていたりキョロキョロしていたり、興味なさそうにしていれば当然採用担当者の印象に残ります。
今後の選考活動を有利に進めていけるよう、緊張感を持って説明会に参加したいですね。
まとめ
以上、転職活動でも会社説明会には積極的に参加しよう、という話を紹介してきました。特に大規模な転職フェアに参加すると、これまでにない出会いが得られたり、貴重な情報を得ることができたりとメリットはたくさんあります。
まずは近くのエリアで開催されている説明会に参加し、転職成功へとつなげていきましょう。