今話題の「レジリエンス」を学んできた!
先日、人事の大学主催のセミナー~「レジリエンス」マネジメント実践講座~
に参加してきました。
講師は、なでしこジャパンの多くが所属するINAC神戸のメンタルトレーナーである
金森秀晃氏。
著書は「凹んだ数だけ強くなれる29の法則」などなど。
今、「レジリエンス」というキーワードが流行っているようです。
私は知らなかったのですが。。。
「レジリエンス」とは、逆境から立ち直る力、折れない力のことですが、
基本的な考え方は心理学のABC理論だそうです。
つまり、状況(Activating event)は、思考(Belief)によって解釈される。
感情が誘発され行動に影響する(Consequence)という考え方です。
「出来事」と「反応」の間には考えを選択するという余地があるということです。
この思考をいかにプラスにするかがポイントなのですね。
例えば、何かを成し遂げたい時に制約があるとします。
制約がある→だからできない という思考では、現状のままですが、
制約がある→どうすればできる?という思考では画期的な改善策につながる
可能性が生まれるわけです。
可能性が生まれるわけです。
金森先生によると、この思考をプラスに持っていくための一番のカギは
「強烈な目的意識を持つ」ことだそうです。
サッカーで言えば、絶対に優勝するんだ!ということでしょうし、
会社組織で言えば、今期の目標を必ず達成する!ということかもしれません。
「正しいのかどうかはどうでもいい。掲げることが大事、でっち上げることが大事」
という金森先生の話が印象的でした。
という金森先生の話が印象的でした。
やっぱり夢やビジョンをぶち上げることが大事ですね。
だから、経営者にはレジリエンスが高い人が多いのかもしれません。
組織としても個人としても、強烈な目的意識を持つこと。
社員にメンタル不調を起こさせないためにも、ビジョンを改めて
掲げようと思いました。
ちなみにセミナーの中でコミュニケーションを深めるワークとして
「偏愛マップ」を作成したのですが、改めて見つめ直すと自分は
いろいろと変なこだわりを持っているものですね。
盛られた食事は残せないとか風呂場が好きとか。。。
その他、人に言えたものではないですが、まあ、偏愛マップを交換することで
心が打ち解けて話が盛り上がるということはよくわかりました(笑)
さらにちなみに、今回のセミナーで一番感動したのは、金森先生の人柄だなあ。
研修後の懇親会で隣に座って話す機会をいただいたのだけど、
心のこもった手紙をいただいた。
いやー、きめ細かい気づかいがすごい。
さすが、メンタルトレーナーだと本当に感心しました。