Taimee(タイミー)
面白いサービスがありました。
BUSINESS INSIDER JAPANの記事、「学生の1日出勤でも戦力になれるの?注目のバイト版Uberで働いてみた」で読んで知ったのですが、アルバイトのワークシェアアプリ、Taimee(タイミー)。
空き時間を利用して学生がもっと豊かに働くことはできないのだろうか!ということで 立教大学経営学部3年在学中の学生起業家が立ち上げたそうです。
また、学生起業家。
高校生時代からビジネスコンテストに参加したり、リクルート、サイバーエージェントなどすでに5社で働いた経験があるそうで、すごいですねえ。
Taimeeは、「働きたい時間」と「人手が足りない時間」をマッチングするシェアリングエコノミーサービスでスキル申告制度や相互レビュー評価の仕組みによって、面接や履歴書なしでもすぐに働ける仕組みを用意しているとのこと。
船橋では今日から働けるバイトは見つかりませんでしたが、都内だと飲食店を中心にすぐに働ける店がいくつもありますね。金曜日の晩にいきなり飲食店は個人的には怖いですが(笑)
とはいえ、私が学生だったらぜひ使いたいサービスです。
学生時代、スキーで山ごもりするのに必死でお金を貯めていましたが、シフトに入りたいのに入れないとか、もっと働きたいのに!ということが何度もありました。でも長期のバイトをいくつも入れると融通が効かなくなって身動きが取れなくなるんですよね。
だから、個人的には短期バイトを重宝したのですが、工場や建設現場、物流センターなどに偏りがち。特にヤマトさんにはお世話になりましたが、このサービスがあれば、もっと簡単に、もっといろんな仕事に、もっと通勤の楽な仕事につけそうです。
この記事は採用する企業側にもとても重要な気づきを与えてくれます。
いきなり初勤務の学生を戦力化するには、受け入れ側の体制が整っているかどうかが大きなポイントだから。
記事の中の成功事例の要因として
(1)スキルの自己申告がないと応募条件をクリアできない仕組みがあった。
(2)他店舗からのヘルプの多いチェーン店だったので、新しい人を育てることに現場が慣れていた。
(3)皿などの場所も全てテープで記載があり、はじめての職場でもわかりやすい工夫があった。
が挙げられていました。
新しい優れた採用サービスがあってもそれを活用できるかどうかは、その企業におけるそもそもの「採用力」に依存する部分も大きい。「採用力」を高めている会社は、新しいサービスを活用することでさらに「採用力」を高めることができるわけですね。
・選考基準
・選考プロセス
・入社後のフォロー体制
・組織の生産性
などを整える。
これらを改善し経営を改革している会社は、Taimeeのような新たなサービスをすぐに活用できるし、採用戦略の幅がどんどん広がりますね。
自社にはこんな仕組みがないなあ、採用力が低いなあという会社も多くあるでしょうが、嘆いていても仕方がありません。今から少しでも「採用力」を高めるために一歩踏み出すことが大事ですね。
弊社でも昨年末に若手2名が入り、先輩が試行錯誤しながらも、教育体制を整えています。今月末には学生インターンも入社しますので、人を育てることに慣れた現場として確立しないと!
すぐに新しい人に活躍してもらえる職場にすることで、採用力は増しますし、新たな事業展開など成長戦略も描きやすくなりますね。
それにしても、今週は学生の活躍に刺激を受けました。