社員に身につけてほしい2つの力
昨日は、某WEBマーケティングの会社のセミナーに参加してきました。
マーケティング会社とそのお客様がそれぞれ30分ずつ講師として
ノウハウや成功事例を話してくれました。
私の中では、最近一番のヒットセミナー。
やっぱり餅は餅屋でその分野のプロにアドバイスを仰ぐことは
とても大切なこと。
ものすごく多くの気付きを得ることができました。
そんなセミナーに参加して感じたこと。
それは、社員(特に営業社員)に身につけてほしいなあと感じた2つのこと。
1つは、プレゼンする力。
もうひとつは、請われる力。
1.プレゼンする力
プレゼンテーション能力はもちろんなのだけど、
「自分の仕事を通じて、お客様の役に立つことができるだけの知識とノウハウを持つ」
ということ。
例えば、「自分たちの活動の結果、こういう課題がわかり、
その解決策としてこういうことがある」といったお客様における
具体的なソリューションなどを示すことができるようになると
立派ですよね。
簡単に言うと
自分でセミナーが開けるだけの知識とノウハウを獲得する
ということです。
営業職であれば、単なる商品説明を超えて、お客様の課題を把握し、
大きな気付きを与えられるレベルで話せるように。
事務職でも仕事の効率的な仕方、組織への働きかけ、組織改善などに
関する知識と自分の取り組み、成果などを話せるといいですよね。
実際過去に、弊社の社員が他社の研修の一部で業務管理についての
取り組み方を発表したことがあります。
そんな人前で披露できるだけのノウハウを得ているかどうかという
視点で自分の仕事を見直すことって大事だなあと思います。
2.請われる力
これは、上述のセミナーなどで「話してください!」と他者から
頼まれるくらいに輝いてほしいと言うこと。
今回のセミナーで成功事例を話していたマーケティング会社のお客様の
社員にとっては、直接のメリットはほとんどないはず。
それでも、セミナーでスピーカーになったのは請われたからじゃないかな。
「これだけの成果を出しているのだから、ぜひ話してほしい!」と
そう言われるくらいの力を持ってほしいですね。
弊社でも他業界のできる営業を呼んで、営業社員向けに何度か
話してもらったことなどがあります。
彼にとっては直接的なメリットはないわけですが、喜んで
引き受けてくれる。
しかも、そういう人ほど忙しいのだけど、引き受けた仕事は
精一杯やってくれることが多い。
今回のスピーカーも随所に遊び心を入れたプレゼンで
自分自身でこの機会を楽しんでいるんだなあと感心しました。
こういう仕事の仕方のできる人って優秀だと思います。
人に乞われる、講演依頼が舞い込むくらいに突き抜けてほしいですね。