顧客別課題解決営業
9月から行う当社主催の営業研修のタイトルは「顧客別課題解決営業」
顕在ニーズへの対応だけではものが売れなくなり、潜在ニーズへの対応が求められている営業現場で、成果を出すためのスキルを身につけようとパートナー講師が名付けました。
最近、お客様の話を伺っていると、伸びている会社はまさに、顧客別の課題解決に取り組もうとしている気がします。
先日お伺いした梱包資材の商社では、お客様の倉庫新設の相談に乗り、物流倉庫の備品やOA機器を初め、必要なもの一式を受注したと話していました。
総額700万円だと言いますから、同社にとってはかなり大型受注です。
営業担当者が梱包資材を提案していただけでは絶対にできないことですね。
また、去年は、倉庫のリフォームも受注したことがあるとか。
まさにお客様の課題をつかみ、それを解決するために、商品やサービスを創り出すわけです。
他にも、パッケージの販売会社では、自社で取り組んでいる採用活動や活用している助成金制度についてお客様に紹介してあげようということで、社内で勉強会を開いています。
営業にとっては、直接的には何の得もありません。
数字が上がるわけではないし、逆にお客様からの質問が増えて、業務量は増えるばかり。
それでも、お客様との関係構築のために、全員が前向きに取り組む。
そんな営業担当者が数字を伸ばしています。
潜在ニーズへの対応などという言葉は、何年も前からあるわけですが、最近になって、様々な会社の営業担当者1人1人にそれが求められるようになって来たのを感じます。
それだけ、質の高い営業活動が欠かせない時代になってきたということだと思います。
時流にあったいい研修になりそうです。
楽しみです。
ちなみに、リーダー向けは定員になりましたが、営業担当者向けは、まだ空きがありますので、興味のある方はぜひ。