久しぶりの採用
6月から毎週続けている会社説明会ですが、ようやく1名採用が決まりました。
在職中のホテルマンなので11月からの出社ということになりましたが、久しぶりに仲間が増えるということで社員もワクワクしています。
今回の採用までは本当に長かった。
会社のことをしっかり理解した上で応募してもらおうということで始めた中途向けの会社説明会ですが、新卒向けと違ってそんなに人数が集まるわけではありません。
参加者は毎回数人。1対1ということも多くあります。
効率を考えるとても効率的とは言えません。
でも、非常に大事な取り組みだと感じています。
今回採用した彼は、説明会が終わってから応募までにかなり時間がかかりました。
しばらくしてから届いた応募書類には、手紙がついていて、非常に迷ったという思いが正直に書いてありました。
それを見て、僕は本物だと感じたのです。
説明会では、当社の目指す姿だけでなく、人材業界の現状や会社の現状についても説明します。
希望がある一方で不安を感じるのも当たり前です。
在職中であればなおさらですが、迷うのは当然。
迷った上で、一所懸命考え、一所懸命調べた結果、選考に進んでくれたというのは非常にありがたい話です。
でも、そう考えると、会社説明会というステップがなければ、彼を採用することはできなかったのではないかと思います。
地道に続けていてよかったなあ。
もう少し頑張ろう。
昨日彼と飲みに行ったのですが、さすがに当社のことはよく調べてありました。
社員紹介に載っているS君のことも知っていて、ホテル系の学校を出ていること、実家と家が近いこと、などなどすでに共通点をいくつも見つけているようでした。
自分が新しく勤めようと思う職場です。
インターネットに載っている情報くらいは徹底的に調べるのが当たり前なのですが、しっかり調べずに応募する求職者が多いのも事実です。
「応募する会社について興味を持ちなさい!」という就職指導が必要なのかもしれませんが、それでいいのか?と疑問にも感じます。
彼と飲んでいて、自分が転職した時も、会社のHPや説明会でもらった資料を何度も何度も穴があくほど読んだなあと思いだしました。