内の顔と外の顔
先週、マネジメント研修に何名か参加してもらった会社の社長とお会いしました。
研修の報告に伺ったのですが、参加者の評価というのは、結構一致するものです。
参加者一人一人に対する評価を社長に伝えたところ、社内での行動と大差ないと話していました。
特に顕著だったのが、提出物の提出順。
今回の研修では、宿題が出されたのですが、研修が終わって2日で提出する人もいれば納期ギリギリに提出する人もいました。中には納期遅れという問題外の人も。
提出順について報告したところ、社内の書類提出順と大きく変わらないと言います。
やはり、日頃の仕事の仕方というのは身にしみついてしまっているのですね。
研修と言うことで外向きの顔で参加するのでしょうが、結局は内側の顔を見せてしまっている。
当の本人だけが、そこに気づいていない。
伸び悩んでいる社員が抱える問題は根が深いんだなあと実感しました。
期待と失望、いらいらと我慢。
冷静を装って研修報告を聞く社長の本心を慮ると悲しいものがありました。
粘り強くチャンスを与え、頑張っていきましょう!