人材不足に関する年次調査
先日のブログの続き。
日本企業が世界で人材不足に陥っているという記事に関して、
マンパワーグループの調査が面白かったので、ご紹介。
「第10回人材不足に関する年次調査」というものです。
詳細なデータはこちら。
世界42カ国の採用担当者41,700人以上を対象に、組織の人材不足感、
人材確保が困難な職種およびその理由を質問している調査です。
こんな調査があるなんて知りませんでした。。。
世界でトップの日本は何と企業の83%が人材不足感を感じているんですね。
一方、イギリスやアイルランドはほとんど人材不足感がないそうです。
また、人材不足感を感じている職種は日本と世界で異なっています。
日本は、エンジニア、営業・販売職、ITスタッフ、会計・税務スタッフ
海外は、熟練工、営業・販売職、エンジニア、技術職
とのことでした。
経済の構造や成熟度によって違うのは当たり前ですが、
地域ごとに分析されているのは興味深かったです。
この資料の中に
企業はもはや、過去数十年間持続してきた競争優位性に頼ることはできません。
より即効性のある競争上の強みを見いだし、これを実現する態勢を整える必要があります。
成功に必要なスピードと機敏性を高められるかどうかは、事業戦略を支援する形で
人材を誘致、採用、管理し、 ワークフォースを構成できるかどうかにかかっています。
と書いてありましたが、まさにその通りですね。
事業戦略を実現するには、優秀な人材が必要です。
その人材をいかに確保するのか、多くの企業が頭を悩ませていますが、
ブレイクスルーするために試行錯誤する必要がありますね。
採用支援会社として弊社も知恵を絞りださなければ!