システムエンジニアの採用に苦しむ千葉の中小企業が行っている採用施策
システムエンジニア(SE・PG)は転職市場において一番採用の難しい職種となっています。
インテリジェンスの求人倍率レポートを見ても、技術系(IT/通信)の求人倍率は
ここ数年一番高く、直近(2015年8月)では2.34倍となっています。
全体が1.26倍ですから、平均値の約2倍近くですね。
千葉キャリでもSEやPGの求人は増加傾向にあります。
そんな中、千葉県のIT企業も新しいエンジニアの採用に苦労していますが
採用活動を成功させるために様々な試行錯誤を行っています。
母集団を集めるための工夫や、応募者を逃がさないための工夫など
採用を前向きに考えている会社の取り組みをまとめてみました。
【母集団形成】
既存の社員から紹介を獲得
やはりすでに働いて愛社心のある社員ルートで採用ができればとてもラッキー。
もちろん、選考試験は通常通り行う必要がありますが。
IT技術に関する勉強会を実施
スキルアップに関心のあるエンジニアと接点を持つことで母集団形成につなげます。
勉強会を通じて、お互いに価値感が合うようであれば、企業からスカウトすることも
ありますし、転職意欲が生まれることもありますね。
IT技術に関する情報発信を行うSNSを立ち上げ
勉強会のようにアナログではなく、ネット上で接点を持つ方法ですね。
その後の展開の可能性は勉強会と同じです。
【応募者の囲い込み】
1次面接から社長が対応(面接1回での採用も)
特に特定派遣を行っている会社は案件の提案がどれだけできるかを
すぐに示すことで、志望意欲を維持させるもしくは高めることが可能。
そんな考え方から、中小企業では営業のトップ(社長であることが多い)が
一次面接に参加することも少なくありません。
中には社長が一発面接で内定を出す会社もあります。
応募から30分以内に必ず返信
せっかく興味を持ってくれた求職者を逃がさないために、ファーストコンタクト
を徹底的に早めることを社内で徹底している会社があります。
ベンチャー企業では、入社一時金の支払いや高額でのヘッドハンティングなど
インパクトのある活動もかなりあるようですが、中小企業では地道地道に
活動していくしかありません。
採用に関わる経営陣や人事が手間暇かけて仕組みを作っていくことが大事ですね。
後は、求人媒体の有効活用やイベントへの参加。
ということで、最後は宣伝(笑)
10月17日(土)に千葉市民会館で
を行います。
千葉で働きたいシステムエンジニアの方はぜひご参加ください。
また、システムエンジニアを採用したい千葉の企業の方は
次の機会にぜひ参加ご検討ください。