千葉の仕事研究(設計職/株式会社アプラス様)
ブログ用に編集しました。
先輩社員に密着取材してきました。
立体駐車場装置の設計開発、製造を行っている会社です。
自動車好きのため自動車業界を志望していますが、
色々な業界を見て視野を広げたいと思っています!
モーター数の削減や省スペース化を実現。独自の仕組み!
最初から最後まで携われる。技術者としての喜びとやりがい。
日本全土の多くの施設で同社が開発した製品が利用されていて、立体駐車場業界においては、
世界トップシェアの機械をいくつも保有しています。
その機械を設計しているのは、入社3年目となる大橋龍介さん。
幼い頃に実家の家が建っていく過程を見てモノづくりに興味を持ち、建築士を目指していた時期もあったのですが、
世界トップシェアメーカーでの設計に魅力を感じ、同社に入社。
CADのスキルはあったものの、機械設計は未知の世界だったので始めは覚えるのが大変でしたが、
先輩の親身なサポートもあり、今では始めから最後まで一人で担当することができるようになったそうです。
同社で働くやりがいについて、「やる気さえあれば、大体のことにチャレンジさせてもらえる環境。
チャレンジすればするだけ忙しくなりますが、自分が設計したものが、現場で施工され、完成し、
実際に使ってもらった時のやりがいは計り知れません。」と語ります。
今現在進行中の案件は、新型の機械を導入する現場で、4月から10月まで半年もの間設計を行い、
12月より本格的に施工が始まったそうです。
完成はまだまだ先ですが、今から完成が楽しみだと、話してくれました。
普段何気なく使う立体駐車場の、世界トップシェアを誇っているのが日本企業ということにまず驚きましたが、
私自身の中で、世界トップシェア=大企業というイメージがあったため、その会社が
従業員数52名の中小企業ということに更にびっくりしました。
就活を始める前に、企業をたくさん知る大切さを知った一日でした。(長嶋)
2年に1度の頻度で特許を取得。圧倒的技術力と開発力。
世界トップシェアの機械を設計している、入社3年目となる大橋龍介さんに1日密着させていただきました!
本社含め、7つの拠点があります。
10:00 到着
1時間半かけ、工場に到着。山武郡横之光町にあるため、周辺はのどかな景色が広がっています。
10:00 工場工場では、普段は検品や設計変更のチェックを行います。
ここが、企画設計から施工までも行うメーカーである同社のやりがい。
自分達の手で新しい製品を考え、商品として確立していくことが出来るのです。
移行する準備を進めています。
今回工場に行った目的は、タッチパネルの試作品が完成したため。
タッチパネルに搭載するプログラムの開発も自社で行いました!
機能的には問題がなさそうですが、下の出っ張りが気になる様子。モノづくりへのこだわりを感じます。
この日は和食定食をいただきました。
会社に戻って、図面作成。同社にしか造れない機械が多々あります。
業界のパイオニアとしての努力は、大橋さんの机に貼られた、たくさんのメモが物語っています。
すべての工程を最初から最後まで一人で担当します。
大変ですが、その分愛着も人一倍。自分が一から造った機械は、設置場所へ訪れる度に嬉しくなります。
15:30 工程会議週に1回開かれる、設計担当者が集まる工程会議。
それぞれが担当する案件の進捗を共有したり、どのような部品を発注するのかなどの打ち合わせを行います。
分からないことは相談し、困った時には助け合える環境です。
真剣な表情の中にも時折笑いが起こる、和気あいあいとした打ち合わせです。
16:00 指示出し会議が終了したら、再び図面作成。
大橋さんが書いた設計図を正確な図面に仕上げる、CADオペレーターの方に指示を出します。
年齢が若いこともあり、とっても可愛がられています。
ちなみに、会社と家が近い場合、お昼は自宅に戻って食べている方もいるとか。融通の効く会社です。
18:30 終業区切りが良いところで本日の業務は終了。
お疲れ様でした!
A: 毎週水曜日はノー残業デーなので、会社近くの体育館でバレーボールをしています。
入社して間もなく始めたので、もう3年くらい経ちます。
仕事で頭を使った後に身体を動かすと、とっても気持ちが良いですよ!
あくまで一例としての一日の流れとなります。
インタビュー
長嶋 志望動機を教えてください。
大橋さん もともとモノづくりが好きだったんです。大学では建築を学んでいたので、
そちらに就職しようかと思ったこともあったのですが、“立体駐車場シェアNo.1”という
当社の技術に魅力を感じ、入社を決めました。
ただ、機械設計の経験はなかったので、初めのうちは専門知識を覚えるのが大変でした。
もちろん、お金を稼がなければ生活が出来ないというのが大前提です。
この仕事をしているのはモノづくりが好きなことと、完成後にお客様の「ありがとう」という
言葉を聞けることが嬉しいから。
あとは、設計をすればするほど、自分の技術力が上がっていくことを実感出来るのも楽しいです。
長嶋 仕事のやりがいを教えてください。
また、現在進行中の新型の機械を導入する現場の設計が終わり、本格的に施工に入ったので、今から完成が楽しみです。
この業界は、どんどん新しい機械や技術が出てきます。
当社は2年に1回で特許を取得するなど、開発に力を入れています。
最先端の技術に携われるのは、技術者にとって何よりのやりがいではないでしょうか。
インターンの長嶋さんと密着した大橋さんのインタビューの様子もご覧ください!
取材後記
作っているかということは想像もしていませんでした。
しかし今回、業界世界トップシェアを誇るアプラス様に訪問し、少しだけ立体駐車場が
出来るまでのイメージが沸くようになりました。
設計とひとくくりで言っても、
「企画設計」→「詳細検討設計」→「お客様説明用設計」
→「工事用設計」→「メンテナンス用設計」
と様々な種類があり、大手企業では分担することが当たり前のようです。
しかし、同社では企画設計からメンテナンス設計まで、全ての設計を担当することが
出来るそうで、それが同社で働く楽しさに繋がっていると、大橋さんは話してくれました。
確かに、自分がイチから考えた設計をもとに、自分の手で少しずつカタチにしていって、
最終的に巨大な駐車場になると考えると、想像するだけで私までワクワクして来ます。
また、ちょうどこの日は駐車場を操作するためのスイッチの試作品が完成し、
本体に取り付けるという作業を行っていました。
スイッチ自体の動作などに支障はないものの、取り付けのデザインがイメージと違う
ということから、再度デザインしなおすと聞いた時には、大橋さんのモノづくりに
対するこだわりが伝わってきました。
最後に、午前中に佐倉市の本社から、車で山武郡横芝光町にある工場へ
移動したのですが、その際に大橋さんと色々な話をすることが出来ました。
特に就活に対しては、自分自身、とても身構えている部分があったのですが、
「気負わず、自分のペースでやればいい」と言ってくれて、少し肩の力が抜けました。
(長嶋 大貴)
株式会社アプラス
業種 | メーカー(機械) |
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事業内容 | 立体駐車場装置の設計開発、製造、据付、保守、修理、リース業務 等 |
本社所在地 | 千葉県佐倉市生谷1568-161 |
資本金 | 6,000万円 |
従業員数 | 52名(2014年1月現在) |
募集求人 | 立体駐車場の設計・開発職 求人情報はコチラ! |
会社HP | http://www.aplus-sakura.co.jp/ |