新入社員研修を受けました
先日、社員そろって研修を受けました。
受けた研修は何と新入社員研修。
30代の営業メンバーがなぜ新入社員研修?ということなのですが、今年度から、研修事業に取り組むので、まずは自分たちで受けてみないと提案できないよねというのがその理由です。
受けてみて感動しました。
いまさらながらに学ぶべきところがたくさんありました。
千葉キャリもそうですが、小さい会社ではほとんどがOJTで社員の指導を行います。
研修をするといっても、シンクタンクや社団法人など、地域の団体が運営している簡単な研修に1日行かせるといった感じのところが大半です。
でも、そういう研修って、お勉強感が非常に強いんですね。
そうではなく、もっと厳しく、熱く、本音の研修。
それが今回、僕たちが受けた研修の中身だったのです。
研修事業を15年以上やっている講師の話では、昨年あたりから、新入社員のレベルがぐっと下がったようです。
それに伴い、1年目で会社をやめる新入社員も増えているとか。
たしかに千葉キャリのお客様でも、先月あたりから、今年の新入社員が辞めたという話をいくつもの会社で聞く機会が増えていて、「やっぱりそうなの!」という印象でした。
やめる原因はよくわからないそうです。
これまでみたいに明確な理由がない。
もちろん、先輩社員のOJTの指導力の問題が大きいことは間違いありませんが、それだけでなく、仕事に対する姿勢、意識の部分が大きく変わってきているのではないかと話されていました。
早い段階で、すぐにやめない社会人としての基本を身につけないと、本人もそうですし、企業にとっても大きな損失です。
中小企業が新入社員に期待するもの。
それはとてもシンプルです。
中途入社のように即戦力を期待しているわけではありません。
将来の戦力になるポテンシャルと成長するためのスキルをいち早く身につけること。
まずは、
元気に大きな声が出せること。
きちんとした身だしなみができること。
明るい笑顔を作れること。
ルールを守れること。
ありがとう、ゴメンナサイがいえること。
これらのことができることが大事。
え、そんなことと思うくらいに単純なのですが、でも、案外「元気に大きな声を出す」ことすらできないのですよね。
接遇の平林都先生が講師だったら、間違いなく泣かされます(笑)
そんな基本の重要性を学ぶのではなく、基本ができるようにするのが研修のゴールです。
短い時間ですが、「熱く」、「厳しく」関わる。
講師の強いハートが伝わってきて大変勉強になりました。
ところで、千葉キャリの社員はこれらができているか?
残念なことに、できていないんですね。
元気に大きな声が出せていないと注意された人がいました。
でも、その指摘を受けて、元気で大きな声をすぐに出す。
そんな素直な性格が彼のいいところ。
30歳を超えてもまだ頭は柔らかい?かな。
おじさんの域に入ってきた僕たちでも、新入社員研修で大きな気づきがありました。
OJTを知っているからこそOFFJTの素晴らしさがわかります。
本当に役に立つ研修を企画していきたいと思いました。
中小企業に入社する新入社員は、同期がとても少ないのが現状です。
しかも、同期すべてと気が合うわけではありません。
そんな新入社員にもっと同期を作ってあげたい。
千葉キャリの研修を一緒に受けて意気投合する。
業種も職種も違う仲間と刺激を与えあって、成長していく。
そんな環境作りが千葉キャリの夢です。