研修会場が盛況
先週末にクロスウェーブ船橋で、ある企業の中堅社員を集めたキーマンズ研修を行いました。
久しぶりにクロスウェーブを利用して驚いたのが、研修を行っている会社の多さです。
ほぼすべての部屋で研修が行われていました。
開催している研修名を見てみると、工長研修やリーダー研修、次世代の○○研修(役職の略のようで意味がわかりませんでした)と、これからの会社の核になるリーダーを育てることを目的にしていることが伺える研修が多く目につきました。
ビジネス社会での重点テーマがよくわかりますね。
最近、リーダーシップの本も多いですし、「いかにしてリーダーを育てるか」が社会のテーマになっています。
私も最近、その手の本を良く買います。
日本のトップがひどいというのも、そんな流れを生み出しているのかもしれません(笑)
で、開催している企業はというと、名前を聞けば、知っているもしくは聞いたことあるという企業ばかり。
聞いたことなくてもネットで調べてみるとそこそこの規模なんですね。
前にも同じことを書いたような気がしますが、大手企業と中小企業の差はここにある気がします。
教育にかける予算と時間が違います。
平日に社外に社員を集めて缶詰で勉強させる。
中小企業ではなかなか勇気のいることです。
また、かなり長期的な視点でスケジュールを立てないと実現しません。
ですが、社外研修(OFFJT)にはOJTとは違ういくつものメリットがあります。
・日常業務と離れて集中して学べる
・課題について体系的に習得できる。
・専門的な知識を習得できる。
・社員の問題意識や当事者意識を高めることができる。
・社員間の意識の共有化ができる。
などなど。
中小企業でも組織の活性化やリーダー育成のために、社外研修を上手く活用してもらいたいものです。
経営者は外で勉強するのを好むのですが、社員にはなかなか同じような環境を提供できません。社員がそれを望んでいないという話もありますが、水飲み場まで連れて行くのが経営者の仕事でもありますね。
当社でも、お客様の成功、利益につながる研修をどんどん開催していきたいと思います。
ちなみに、今回研修を任せてくれた企業は、クロスウェーブを利用していた企業の中で間違いなく一番小さい社員15名の会社です。
それでも、これからの1年、中堅社員の底上げに本気になって取り組みます。
専務の社員教育に対する熱い思いに頭が下がります。
期待に応えられるようにしっかりとフォローして、本当に効果のある有意義なOFFJTにしなくては!と強く思いました。
ちなみに、リーダーシップ研修以外では、組合の集まりも多かったですね。
これも今の時代の重要なテーマかもしれません。