ビバーク
先日、猪瀬さんのメルマガを読んで共感したこともあり、早速、猪瀬さんの本をいくつか買ってみました。
先週読んだのは、「突破する力」。
期待に反せずとても面白かったです。
参考になったポイントはいくつもあるのですが、タイミング的にヒットしたのが、「スランプにはしのぎ方がある」という話。
ちょうど千葉キャリのある営業マンが先週から新規のアポが取れず、負のスパイラルに入りかけていたので、ばっちりのテーマでした。
スランプには自分に原因があるケースと外部環境の変化が原因になっているケースがありますが、なかなか結果が出せないでいると、すべて自分に原因があると思いつめてしまいがちです。
ビジネスは自分一人でできるものではないので、不調の原因は外部にある場合が多いもの。
にもかかわらず、それを冷静に分析せずに自分を責めてしまうので、モチベーションが上がったり下がったり空回りして、余計に事態を悪化させてしまうと。
そんな時には焦ってはダメ。
冬山登山では天候が急変した場合、下手に動きまわって遭難しないようにビバークして吹雪をやり過ごします。
それと同じようにじっと我慢して晴れ間が広がるのを待てばいいとの話でした。
まさにその通り。
自分を信じて我慢、我慢。
そして、愚直に活動することで、風邪向きが変わった時にぱっと、次の流れに乗ることができるんですね。
自分を責めてやる気が空回りし、モチベーションが下がっている雰囲気があったので、どうアドバイスをしようかと思っていたら、ちょうど、今日は新規で2アポ取ったようです。
よく我慢した!
参考になるとはいえ、空回りしている時にこの本を読んでも響かないだろうな。
焦っていない時に読んでこそ、腹に落ちるんだろうということで、彼に課題図書として与えることにしました。