立つ鳥・・・
こんばんは。
千葉キャリ reireiです。
さて、先月、今月とreireiの祖父母が相次いで他界しました。
二人とも80代でしたので、仕方がないと言えば仕方がないのですが、reireiは二人に本当にお世話になっていた分、喪失感は大きいですね。
ピッチピチの若いころ^^;は、人が亡くなった時の感覚って、失恋や引っ越しなどでの友人と別れるのと同じようなものと思っていました。
私の引っ越し体験、失恋体験では良く言われる「ぽっかり穴があいて」いる感じで、何かが欠けているような気がしましたからそんなものかな、と。でも、死別ってまたそれとは違うものなんだな、と30代になってはじめて感じています。
ただただ、会いたくて、相談したいこととか、聞きたいことがあるのに会えないことが悲しくて、混乱している感じでした。普通に仕事をしていても、時々ふと思いがよぎって今だに涙が浮かぶことがあります。普段は全然、泣き虫じゃないんですけどね。
さて、そんなこんなで、二人が相次いで亡くなったため、二人の住まいの片付けが現在進行中 ing。
定年後に2度引っ越しをしているので、持物は比較的少なくコンパクト。
2日程度、集中して片付けたらほぼ片付いてしまいました。あとは書類類とか、写真を何とかする感じで全部片付きそうです。それもこれも、二人が、本当に好きなもの、使うもの、大切なものだけで生活していたおかげです。
こういう日が来ることも、ちゃんと考えていたのかな、と思うとまた切なくなったりして。
まあ、複数のタンスからひょっこりパンツが出てくるのにはまいりますけどねー。一体どんな仕分けなんだよー、仕分け人を呼べ―ってやりながら片づけています。
そんな片付けや後に残された仕事をしていて一つのことわざが頭に浮かびました。
「立つ鳥後を濁さず」っていうよね、
って。
何か自分がその場からいなくなる時、後の人を考えてきちんとしておくことの大切さを身にしみて感じました。
その場からいなくなる、って別に「死」じゃなくてもいろいろあるんですよね。
たとえば卒業とか、サークルや習い事をやめたり、退職したり。
そういう時に、私は後に迷惑をかけないようにしてきたかしら。
したつもりだけれど、足りてたかな。
もし、reirei☆に迷惑かけられた―という人がいたら教えてください。飲みに行きましょう。
ところで、就職活動でもこの「その場からいなくなる」ことってあると思うんですよね。
自分からいなくなるケースでは、選考辞退や内定辞退とか。
こういう時も、就活生には是非「立つ鳥後を濁さず」を意識してもらいたいなと思います。
就活生は、自分だけの選考のつもりですが、実は学校も見られています。
「あの学校はこういう傾向のある生徒が多い」
「この学校の学生はこういうところがいい」
そんな話は良くあります。
その中で「あの学校の生徒はだめだ。とりたくない。」といわれる学校も企業によってはあるんですね。
それは、過去に応募した人の中に、その学校出身のひどいことをした人がいた可能性があります。
正直に言うと、適性の有無やテストの結果などは個人別に覚えてられないけれど、態度のひどさは強烈に覚えています。
しかも個人名は忘れてしまっても学校名は覚えていたりします。一人ならまだしも、二人、三人と同じようなことがあると、もうイメージ最悪です。
「次にはいい人が来る」という期待を企業側も持てなくなってしまう。
面接当日にぶっち、とか、サイアクですよね。
立つ鳥後を濁しまくってます。潜って暴れて、もうどうでもいいですー、って。
後につづく人のためにも、濁さない就活しましょうね。
reireiも濁さないように仕事しまーす。
ところでこのことわざを思いついた人は、どんなシチュエーションでそのことわざを思いついたのでしょうね。
気になるところです。