全面禁止という思考停止
JALが社内の懇親会・忘年会の飲酒自粛を通達したというニュースがありました。
これに関する昨日のダイヤモンドの記事
「JALが忘年会で飲酒禁止!「全面禁止令」は社員をダメにする」
にとても共感しました。(タイトルは気に入らないですが)
私がリーダーとして気をつけていることの一つに
「事なかれ主義的な決定をしない」
ということがあります。
感情の起伏が激しく、一時的な感情で物事を判断しがちな自分への
戒めとして意識しているのですが、しょっちゅう湧き上がる感情が
「もういい、これ辞める!」というもの。
色々な問題やしがらみがあると、実行する、続けるという判断をするより
辞めるという判断をすることの方が楽なことがいっぱいあります。
その瞬間に問題から逃げられるので。
とはいえ、問題の本質は解決しないし、それを辞めるプロセスによって
傷つく人がでることもあります。
それを踏まえて、冷静に建設的に粘り強く、次の行動を考える必要がありますね。
もちろん、そのための準備期間として、一定期間辞めるという選択肢も
あるとは思いますが、ちょっと残念な決断だと感じました。
また、今回のニュースではそんな組織上の課題を感じ、自分事として痛い気持ちになりました。
自分のマネジメント上の面倒臭さで、禁止にしたことや中止にしたことがいっぱいあるなあ。
結局、それは社員を信じきれていなかったり、過剰な期待からの失望感だったり。
組織のメンバーを大人として扱うための心構えとそれができるための組織風土づくりが
大事なのだと改めて思いました。
今日は千葉キャリの忘年会。
全面飲酒で行きますよ!
まさか羽目を外し過ぎることはないと信じています(笑)