リーダーには教養が必要
最近、この人いいなあと感じているのが、NewsPicks編集長の佐々木紀彦さん。
「WEEKLY OCHIAI」の仕切りなどを見ていて頭の良さやパワーを感じます。
そんな佐々木氏の著書「日本3.0」を読んでみました。
ちょっと難しかったですが、とても刺激を受けました。
本の中で今の時代の働き方について分類がされていました。
1.グローバルリーダー型(世界トップを狙う層)
2.ナショナルリーダー型(日本トップを狙う層)
3.ローカルリーダー型(地域トップを狙う層)
4.普通の人
志を持って起業したのだからせめて4ではなく3を目指したいもの。そんなローカルリーダーを目指すに当たって、基礎となる教養のなさを痛感しています。
ドラッカーは教養人になるには過去の偉大な遺産を理解することが不可欠だと言っているそうで、専門知識が抱負な人ではなく、専門知識の本質を押さえる事が大事。そのためには、他の偉大な文化や伝統を理解する必要があるのですね。
地域密着のローカルビジネスとはいえ、この先の発展を考えるとインバウンドなど、世界とのつながりは無視できません。サービスを考える上でも世界に通用する教養は抑えておく必要があります。
日本の高等教育のレベルの低さは自分自身が証明してしまっています。なまじ学歴は高いですが、教養という点では短大卒のかみさんの方が高い。今更ながらにもっとコツコツ勉強しないとな。
ちなみに↓がスタンフォード大生が読む教養書50冊だそうです。
『歴史』トゥキディデス
『旧約聖書』
『歴史』ヘロドトス
『新約聖書』
『饗宴』プラトン
『オデュッセイア』ホメロス
『ソクラテスの弁明』プラトン
『イリアス』ホメロス
『国家』プラトン
『オイディプス王』ソフォクレス
『政治学』アリストテレス
『神曲』ダンテ
『弁論家について』キケロ
『ユートピア』トーマス・モア
『君主論』マキャベリ
『ハムレット』シェークスピア
『統治二論』ロック
『リア王』シェークスピア
『リヴァイアサン』ホッブズ
『ファウスト』ゲーテ
『省察』デカルト
『エセー』 モンテーニュ
『国富論』アダム・スミス
『怒りの葡萄』スタインベック
『自由論』ミル
『荒地』T・S・エリオット
『啓蒙とは何か/永遠平和のために』カント
『ドン・キホーテ』セルバンテス
『社会契約論』ルソー
『闇の奥』コンラッド
『人性論』 ヒューム
『高慢と偏見』オースティン
『道徳の系譜学』 ニーチェ
『フランケンシュタイン』シェリー夫人
『人口論』マルサス
『1984年』オーウェル
『ザ・フェデラリスト』 ジェームズ・マディソン他
『ウォールデン』ソロー
『アメリカの民主主義』トクビル
『審判』カフカ
『大転換』カール・ポラニー
『ガリバー旅行記』スウィフト
『資本主義と自由』ミルトン・フリードマン
『タルチュフ』モリエール
『個人主義と経済秩序』ハイエク
『ゴリオ爺さん』バルザック
『雇用、利子および貨幣の一般理論』ケインズ
『異邦人』カミュ
『資本主義、社会主義、民主主義』 シュンペーター
『種の起源』 ダーウィン
出所)スタンフォード大学の概撃のシラバスから作成
1冊も読んだことがない。。。
だから海外旅行に行ったり、世界遺産を見たりしても「きれいだなあ」「すごいなあ」くらいのしょぼい感想しか言えないのですな。だからかみさんに呆れられる。
リーダーたるもの一生勉強し続けるべき。地道にがんばろ。