騎士団長殺し
先週末より村上春樹の「騎士団長殺し」を読み始めました。
これまでなぜか村上春樹作品はきちんと読んだことがありませんでした。
なぜか、ではないですね。あまり興味がない、というより読みたくないという気持ちの方が強かったのです。
中学生の時に、オヤジの本棚においてあった「ノルウェイの森」をパラパラとめくって、エロ小説だと思い、そんなシーンの部分だけを読んだことが影響しているのでしょう。「ノルウェイの森」がすごい作品だということは大人になってから知ったわけですが、中学生の私には、村上春樹作品を理解できるほどの感性などなかったのです。そんな経験からか、村上春樹作品がすごい!という世間の評価に反抗心のようなものがあったのだと思います。
ですが、なぜか、今回は本の題名に興味がそそられ、とうとう買ってしまいました。何度か買おうと思っては、「でも村上春樹だからな」と思い直していたのですが、とうとう。
初めはそんなに面白いとは思わなかったのですが、昨日、第一部を読み終えた時には村上春樹ワールドにどっぷり。次が読みたくて仕方がなくなり、慌ててイオンに2~4部をまとめて買いに行く羽目になりました。こんな時にはamazonでは間に合いませんね😁
ということで、しばらくは、村上春樹にハマりそうです。
それにしても最近はアート絡みの本に触れることが多いようです。小説にしろ、ビジネス書にしろ。
経営にはアートが必要というメッセージに踊らされているのかもしれませんが、自分の読んでいる本の偏りを見ると面白いなあと思います。
本の中身には触れませんが、「騎士団長殺し」オススメです。徐々に徐々に好奇心が高まっていく感じが良いですね。