55年続く味
先日、ある方に船橋のおでん専門店に連れて行っていただきました。
量は多いし、値段は安いと聞いてはいましたが、ホントびっくり。
おでんの値段は基本的に120円。220円、320円の3種類しかありません。
(豚足だけ350円のようです)
少し前までは、100円、200円、300円だったんだろうなというのが伺えます。
メニュー表からしてレトロな感じですよね(笑)
さすが長ーく地元に住んでいる人は、イイ店を知っています。
安くてうまいので、常連さんが続々とやってきます。
もともとは屋台からスタートして今の店主が2代目、お店は55年続いているそうです。
ちょっと感動しました。
「この値段でやっていけるの?」
と正直思いましたが、めちゃくちゃ儲けようとはしていないんでしょうね。
最低限の利益を取り、お客様の喜ぶ顔を見て楽しむ。
それを続けて55年。
少しくらい値段を上げてもお客様は離れないと思うのですが、
できる限り値段は上げないというのはすごいことですね。
経営に対する考え方というのは様々だと改めて感じました。
やっぱり飲みに行くなら、地元のお店。
私も何気におっさんな歳になったので、チェーン店はあまり肌に合いません。
こういうお店が長く続けられるように、ちょこちょこと通いたいものです。
で、さらに地元企業に貢献と言うことで、熱燗は「梅一輪」を
たんまり飲ませていただきました。
いやー、うまかった!
それにしても、こういうギリギリでやっているお店にとっては
4月の消費税アップは大変だなあ。
がんばってください!