ブランク期間がある場合の職務経歴書の書き方
経歴に長期のブランクがあると、再就職の際に不利になってしまうのでしょうか。
なかなか内定が出ないと、ブランク期間がさらに長くなって、不安になってきますよね。
履歴書や職務経歴書への、ブランク期間の書き方を案内します。
ブランクをごまかさない
もっともやってはいけないのは、在籍期間等をごまかして長期のブランクが無いように見せることです。
経歴詐称をした場合、内定を取り消されてしまう可能性もあります。
履歴書や職務経歴書には、なぜ長期のブランクが必要だったのかという理由を明確に説明してください。
「ブランクがあることがマイナスの印象を与えるのでは」という不安感を出さないようにしましょう。
業務に専念できる状況であることを説明する
どのようなケースのブランクでも、今現在は業務に専念できる状況であることをアピールすることが重要です。
例えば、働いていない間も経済新聞やニュースを必ずチェックして、感覚が鈍らないようにしていたというアピールは良い印象を与えます。
病気やケガで長期の入院をした場合は、健康面の不安を払拭するため完治していることを書いてください。
もし療養中に習得した資格があれば、そちらも添えて書くとより良い印象を与えられます。
妊娠や子育てでブランクがある場合でも、例えば子育て中も勉強を継続してたということや、育児において経験したことの中で、今後の仕事に活かせる点があればアピールしましょう。
ブランクが長期になった納得できる理由を
長期のブランクがあると仕事への意欲や継続性、人間性を警戒する企業が出てきます。
ブランク期間が長くなるほど書類審査で落とされるケースも増えてくるようです。
空白期間に納得してくれる企業が出てくるまで、根気よく説明していきましょう。
また、「資格取得のために退職をした」という理由はマイナスの印象を与えかねません。
多くの社会人は、効率的に仕事をしながら時間のやりくりをして、資格を取得することを目指すからです。
退職して資格を取得した場合は、アピールする方法を少し意識したほうが良いでしょう。
不安な気持ちで作る履歴書や職務経歴書は、読み手にも気持ちが伝わります。
ブランクができたことで停滞した面よりも、成長した面をアピールしましょう。
採用担当は求職者がこれから企業にどのような貢献ができるのかを知りたいのです。