インターン生
先日、「100×10チャレンジ」というウルトラインターンシップに参加している
学生が訪問してきました。
このインターンシップ、簡単に言うと、企業の求める人材になるための
力を身につけるために、100社の社会人に会うというものらしい。
結構過酷ですが、面白い企画ですね。
学生にとって、多くの社会人と接することは就活や成長の役に立つと思うので、
私も主旨に賛同します。
ちなみに運営しているのは、株式会社パフ。
パフさんには、ふるさと就職応援ネットワークでもお世話になっているので、
ちょっと宣伝。イベントはすでに終わっていますが。。。
で、彼が私のところに推薦されて来た理由は↓。
「今までお話を伺った方々は有難いことに優しく接して下さる方が
ほとんどでしたが、誠に勝手ながら、私の成長の為には厳しく
接して下さる方とお話することも必要だと思い、ご紹介頂いた次第でございます。」
という内容のメールが届きました。
なぜ私が厳しく接する人として紹介されたかはわかりませんが(笑)、
とてもありがたい話ということで、快く引き受け、お会いしたというわけです。
同じくこのインターンシップに参加している女子学生と2名が来社しました。
2人ともちょうど30社位を回ったところということでしたが、
意欲に満ちた顔つきが印象的でした。
ただ、相当緊張していたようです。
「厳しく接してほしい」というのでどれほど尖っているのかと思いきや、
言ってしまってビビるタイプ?なのかもしれません(笑)
1時間ほど質問攻めにあい、好き放題答えさせていただきましたが、
少しでも今後の参考にしてもらえば嬉しく思います。
で、振返って感じたこと。
1.好奇心を持つことの重要性
今回、質問攻めにあったわけですが、質問をしまくるというのは一つのスキルですね。
相手に強い関心を持つことができないと質問というのは出てきません。
好奇心の強さとも相関関係があるのではないでしょうか。
特に営業や経営においては、この「好奇心」って重要だと思います。
だからといって、好奇心を高めろといわれてもすぐに高めるのは難しいかもしれませんが。。。
私個人としては、好奇心を高めるためには、「感性」を磨く必要があるように思っています。
何というか、「感じる力」ですね。
そのためには、「感じる場」を多く作ること。
ライブ等の生の体験をすることが大事だし、旅行することも効果的。
手っ取り早いのは本を読むことかもしれませんね。
特に「小説」は感性を磨くとても大きな役割を果たしてくれます。
感情移入して、その場や雰囲気を体感できるから。
私はいつも小説を読んでいて、作家さんというのはすごいなあと
感心してしまうのです。
本を読んで感じたことが実体験とリンクするようになると
さらに感性が磨かれるのではないでしょうか。
2.採用の重要性
今回来社した2名を見て、企業においてはどんな人材を採るかが本当に重要だと思いました。
学生の時に、ウルトラインターンシップの情報を収集し、自らの意思で参加を決断し、
与えられた課題を解決すべく奮闘する。
そんな経験をしている学生は入社後、大きな戦力になることでしょう。
もちろん、会社によって求める人材像は違いますが、自社の価値感に合う素地を
持っている人材を見つけ、早い段階で育てることが大事だなあと。
素地を持っていない人材をいくら育てても、変わらないということは多々あります。
また、自社の持つ価値感とかけ離れた環境で長く経験を積んだ人も育てにくい。
(時と場合によっては、違う文化や価値観を取り入れることも大事なことではありますが)
採用ってホント重要。
で、新卒採用ってさらに重要。
人材育成はもちろん大事だけど、採用の段階で結果が決まってしまっていることも
実は多いのだと思います。
彼らに入りたい!と思ってもらえるような企業になるためにガンバロっと、
こちらもパワーをもらった1時間でした。
ちなみに、千葉キャリの社員もいい子がそろっていますよ。
スコットランドの場所がわからないという頭の弱い子もいますが(笑)、
素直で根性ある子ばかり。
だから、育てがいがありますね。