育児休暇は短い方がよい?
今日の日経新聞の1面の「Wの未来」に女性活用の記事が掲載されていました。
マミートラック
出産を機に仕事を軽減する代わりに用意された、キャリアと無縁のコースのことを
「マミートラック(母親コース)」と呼ぶそうです。
知りませんでした。。。
しっかりとキャリアを積みたい女性にとってはキャリアとは無縁の勤務形態は
働く意欲をそぎますよね。
記事によると
・帝人は、 子供が小学4年になる直前まで使える時短制度を、
半年ごとの面談で必要な時期だけに限定
・ベネッセコーポレーションは1990年に導入した「育休3年」を最長1年半に短縮
したそうです。
育児と仕事の両立というのは本当に難しい問題です。
私の妻も育児をしながら仕事を(仕事をしながら育児?)をしていますが、
本当に苦労が多いもの。
朝起きたら子供が熱を出した→保育園に預けられない
なんてことは日常茶飯事。
朝一番で大わらわです。
親や親せきは近くに住んでいないし、
病児保育に入れるとその日の稼ぎは保育費にすべて消えるし、
ベビーシッターも当日の朝依頼してすぐ来てくれるわけでないし。。。
ちなみに、今はと言うと、先週から子供が入院(24時間付添いが必要)してしまったので、
病院で消灯後に真っ暗な中で息をひそめてパソコンをカタカタやっている始末。
そんな状況ですが、仕事への情熱は並々ならないものがあります。
そりゃあ、自分の人生。
何かを成し遂げたいという思いを持っている人は少なくないですよね。
育児によって時間的な制約や突発的な休暇が必要な女性をいかに上手く活用するか。
本当に知恵と工夫が求められます。
働く女性に優しい夫であり、会社でありたいと思いました。
と、まだまだ、世の中の環境整備ができていないので、中小企業にとっては、
育児サポート体制を強化することで優秀な人材を採用するチャンスが広がります。
先日も、ある企業で事務スタッフを募集するのにどうしたらよいかという相談を受けました。
しっかりした事務業務に受付業務もあるということなので、育児中のママさん採用をお勧め。
勤務時間の融通を利かせてあげることで、働きたくても働けない女性を
うまく活用できるといいですよね。