就活で留年の理由をどう答えればいいか
病気や就職留年、単位を落としてしまった等、色々な都合で留年される方がいます。
就職活動での面接の際、留年理由を聞かれると答えに詰まるのではないでしょうか。
正直に答えると面接担当に不利な印象を与えそうだと考えている方は、ぜひ参考にしてみてください。
面接官の目的は3つ
面接担当官が留年の理由を聞いてくるのには目的があります。
1つ目は、通常はちゃんと大学に通っていれば留年しないので、自己管理能力を疑っています。
2つ目は、ミスや失敗を糧に反省し、どう行動を改めたかという改善能力を見られます。
3つ目は、学業よりも優先させた事の動機や思考、行動様式を確認したいのです。
これらを踏まえて留年した理由を答えるようにしましょう。
後付けは止めて本当のことを話す
留年した理由は、本当のことを言うのが一番です。
明確な理由の有無に関わらず、必ず納得感のある理由を整理しておきましょう。
例えば、勉強不足で単位を落としてしまったのであれば、何故勉強不足になったか考えてください。
サークルやアルバイトに熱中していたのであれば、その理由を掘り下げていきましょう。
整理が出来て納得感のある理由があれば、面接担当に突っ込まれてもしっかりと受け答えができることでしょう。
納得感のある理由がどうしてもなくても、反省し改善したことを合わせて伝えましょう。
なお、後付けで言い訳を考えても沢山の面接を見てきた人間には逆効果です。
留年したことは大きな不利ではない
留年しないに越したことはないですが、しっかりと整理しておけば大きな不利にはなりません。
誰にでも失敗やミスはあります。
大事なのはそうした経験を教訓にして二度としないという反省と具体的な行動です。
失敗から得たことを語るのは、就活では王道の自己アピールのひとつです。
謙虚さや自己改善能力を印象付けられるようにしましょう。
いかがでしたか。
留年している人であれば、その理由を面接の際にほぼ聞かれることになります。
「どうせ留年なんて……」と諦めたりせず、ぜひとも自分を見つめ直す良いチャンスだと捉え、面接にチャレンジしてください。