離職票が届かない場合の対処方法
退職した後、しばらくすると離職届が届きます。
離職票は失業手当の申請を行う際などに必要な、とても重要な書類です。
もし離職票が届かない場合、どのような対処をすると良いのか紹介します。
離職票が届くのは2週間から1ヶ月程度
会社は社員の退職後10日以内に離職の届け出を行う義務があります。
ですが、離職票が実際に届くのは郵送の都合などもあり、退職から2週間から1ヶ月位経つことが多いです。
それ以上経っていても届かない場合、手続きのどこかで遅延している可能性があります。
離職票がないと雇用保険の資格喪失手続きができません。
さらに失業給付金や再就職手当が貰えないだけではなく、職業訓練校に行くこともできません。
申し込みや試験を受けることはできるので、離職票が届いてない場合でも、現状可能な手続きまでは進めておくことをおすすめします。
まずは会社へ問い合わせを
離職票がいつまで経っても届かない際は、退職した会社へ問い合わせをしましょう。
万が一、送付し忘れていた場合はすぐに対応してくれるはずです。
もし紛失等で届かない場合、会社は離職票を再発行する義務があります。
仮に会社に非がなくても、申請を行えば求めに応じて会社は再発行の手続きをしてくれます。
前に勤めていた会社に連絡をすることに抵抗がある方もいると思いますが、ここは頑張ってください。
困ったときはハローワークへ
通常あり得ないことですが、会社が離職票の発行手続きをし忘れていることもあります。
また、倒産や個人的な事情で、以前の会社に連絡を取りづらいことがある場合もあります。
問い合わせても再発行に応じない等、会社が頼りにならない場合はハローワークへ相談しましょう。
ハローワークから会社へ指導が入るので、離職票の手続きが進むはずです。
ただし、申請をしてから離職票が届くまで数週間かかるケースもあるのでご注意ください。
雇用保険の給付は申請がずれ込むとその分遅くなります。
自己都合で退職した方の場合、申請してから3ヶ月待たなければなりません。
普通ならば届くはずのタイミングで離職票が届かない場合は、早めに行動しましょう。