就職サイトが新たな過渡期に。。。
今週は人材業界では大きなトピックスがいくつかありました。
私が気になったのは次の2つ。
・enジャパンが2015年3月で学生向け就職サイトの運営を終了
エンジャパンのプレスリリースはこちら。
・ソフトバンクが通年選考を実施
エンジャパンの新卒部門はここ数年赤字だったので、 今後どうするのかは注目していたのですが、大きな決断をしましたね。 同業のWEBサイトはトップ3くらいまでしか生き残れないという話をよく聞きます。 新卒向けの就職サイトとしては3番手になってしまい、 収益改善ができなかったということだと思います。 全国媒体としては認知度アップのために ものすごい広告コストと労力がかかってしまいますからね。 エンジャパンの決断からもわかる通り、来年は人材サービス業界にとっては過渡期。 特に弊社のような求人サイト運営者にとっては考えどころですね。 求人数が大幅に増え、学生向けのサイトは特徴がないと、学生も リクナビとマイナビでおなかいっぱいになってしまいます。 さらに採用スケジュールの後ろ倒しで、中小企業は対策が大変。 弊社も今後のサイト運営についてしっかり考えないといけないなあ。 採用スケジュールと言えば、ソフトバンクが通年選考の実施を発表しました。 これまたおおごとです。 経団連に入っていながら倫理憲章には従わないって表明したわけですから。 まあ、もともとHRプロさんのアンケートによると、 素直に選考を8月にすると考えている企業は30%くらいしかいないようですので、 形骸化は目に見えていたのですが。。。 自社で学生を集客する力を持たないと採用競争激化の中で確実に敗れてしまいますね。 インターンシップの実施、採用HPの充実など、中小企業にも対策が迫られています。 頑張って支援しないと。 でもそこにビジネスチャンスがいっぱいあるはずなのです。 これからまだまだ成長しますぞ!