とうとう竜馬が・・
最近の竜馬ブームに影響を受けたわけではありませんが、先月から司馬遼太郎の「竜馬がゆく」を読んでいました。
そしてとうとう、竜馬が暗殺され全八巻を読み終えてしまいました。
八巻の最後が近づくにつれ、竜馬が殺されるのがわかっているので、読み進めたくないような気持になったのは僕だけでしょうか???
読み終えて、とても寂しい気持ちです。
実は、この「竜馬がゆく」ですが、中学生の時に一度読んだことがあります。
昔読んだ本をもう一度読んでみようと思い、昨年の頭に実家から黄ばんだ本を引っ張り出してきたのです。
これまで、一度読んだ本をもう一度読むという習慣はなかったのですが、中学生の時にチャレンジした(読書の嫌いな僕にとっては大きなチャレンジでした)長編にもう一度触れてみたいと思ったのが、今回の読書のきっかけです。
だから、ブームに乗ったのではなく、ブームを先取りしていたのです(笑)
20年も経つと自分の知識や経験も違いますし、何より感性が変化しているから面白いものです。
今回は、なぜか中岡慎太郎という人物に惹かれました。
中学生の時は、全く興味を持たなかったのに、わからないものですね。
まだ漠然としていますが、自分が中岡慎太郎の何に感じたのかにも興味があります。
とりあえず、中岡慎太郎本でも探そうと思います。
僕は、25歳前後のころ、転勤で高知県に2年ほど住んでいましたのですが、その時感じた土佐の気質を思い出しながら、とても感慨深い読書になりました。