マガジンの取材でテレビ局に行ってきました
おはようございます。
営業担当のbossです。
今日も千葉キャリマガジンの取材ネタです。
この取材は、マガジンの巻頭特集の「千葉で働き、千葉の元気を作る人々」
のためのもの。
千葉の中小企業で活躍している社員の入社の経緯ややりがいを聞くという
内容で、通常の求人原稿作成のための取材とは違うのです。
特徴のある地元企業に取材協力を依頼し、一押し社員を人選してもらい
インタビューをしています。
やりがいを持って働いている20代の社員だから、取材をしていても
気持ちがよく、僕も取材を通じて、元気を一杯もらうことができています。
そんな彼(彼女)らの話から、就活を行う学生が何かを感じてくれたらなあ
と思います。
今日は某テレビ局の新卒2年目の社員の取材の話。
地元企業という視点で就活をすると千葉でマスコミ業界を選ぶのはとても大変です。
なぜなら、数が少ないから。ほんとに数えるほどしかありませんね。
そんなマスコミを就職先として選ぶにあたって、どんな経緯があったのか
を聞いてみたのですが、答えは意外でした。
大学3年の時に友人と行った千葉県1周自転車の旅がきっかけだったそうです。
高校時代野球部という体育会系の彼は、自分の住んでいる千葉ってどんなとこなのだろうと、ふと思い立って、自転車で千葉県を1周することを思いついたそうです。
千葉を出発し、房総から銚子、利根川を回って、野田へ。
常磐エリアを西に進んで、市川、船橋と、丸4日かけたそうです。
普通は思い立ってもここまでやらないと思うのですが、さすが体育会!
で、わかったのは、千葉を全然知らなかったということ(笑)
野田って何だ?というのが正直なところだったそうです。
(野田に住んでいる方すいません。)
確かに千葉は広くて、例えば、総武線沿線と常磐線沿線では全く生活圏が異なります。
千葉市の人は柏方面に全然行ったことがないなんてことはよくある話です。
だから、ジェフとレイソルがあるんだと思いますが。。。
余談はさておき、千葉を知らない→千葉を知りたい
だから、仕事を通じて千葉を知れるマスコミ業界に絞った就活をしたそうです。
なんて単純!と思いながらも、彼の話からは強いメッセージが伝わってきました。
丸4日かけて千葉を回るという体験から湧いてくる気持ちは本人にしかわかりません。
行動によって語れることって強いですよね。
営業でも言えることですが、体験に裏付けられたトークは心に響くのです。
地元で働きたいという学生は多いのだけど、なぜ地元で働きたいのか
強いメッセージやエピソードを語れる人はそんなに多くない。
面白いなあと思いました。
こんな行動的で積極的な性格をしているから、1年目から営業で
活躍しているようです。
社内で初めての広告商品を販売したり、他の業界とコラボした
旅行企画を立ち上げたり、期待の新人です。
さらに、面白かったのは、配属が営業になった時に、マスコミに
営業部門があることを知らなかったということ。
入社した時は、制作に関わるものだと思っていたらしく、
びっくりしたそうです。
営業が何をするのかもわからなかった。
それでも活躍するのだからすごいですね。
実際のところ、「千葉を知る」という希望をかなえるには、営業は
制作以上に最適な職業だったわけです。
自分の目標を実現できる環境がある会社を選び、そこで
縁のあった仕事に前向きの取り組むことで、目標を実現する。
内定がしっかりとれる学生ってこういう子なんだなあと感心しました。
そんな彼が、就活をする学生向けに語ってくれたアドバイス。
「これだけは譲れないという核を一つ決めることが大事」
業種、職種、働き方、勤務時間など、すべて思い通りにいくわけはないので
なにか一つだけ絶対に譲れないものを決める。
彼は「千葉を知ることに通じる仕事」ということだけは譲らなかったそうです。
絶対に譲れないポイントを逃すと就職しても後悔してしまうと思う。
そんな核を見つけてほしいと言っていました。
これを聞くと、彼の中で、職種は譲ってもいい要素だったことがわかります。
彼なりの大きな覚悟があったんですね。
新卒入社2年目の24歳がとても立派に見えました。