リーダーの役割
先日、ある会の例会で衝撃的な話を聞きました。
それは、世界20カ国において、中学3年生に「学校の先生を尊敬していますか?」という質問をした時に、何%の生徒が尊敬していると答えたかというもの。
細かい数字は忘れてしまいましたが、1位は韓国で約84%。
中国とアメリカも80%を超えています。
で、日本はと言うと、たったの21%で20カ国中20位。
さらにびっくりすることに、19位の国でも、70%を超えているのです。
日本だけが異常な状態にあることが分かります。
ちなみに、この数値が50%を割ると、国家として危機的な状況だと言われているそうです。
とても身近で、自分たちに学習の機会を与えてくれている学校の先生を尊敬できない人がどうして他人に優しく接することができるでしょうか。
この話を聞いて本当に愕然としましたが、この状況を改善するには、リーダーが頑張るべきだと思いました。
家庭のリーダー、会社のリーダー、組織のリーダー、政治のリーダー、、、。
自らが尊敬される人物になる努力をすることはもちろんですが、人を尊敬することの素晴らしさを解いていくことが大事です。
この会の中で、到知出版社の藤尾社長の言葉がとても心に残りました。
「尊敬する人を持つということは、心の中に太陽を持つことだ」
まさにその通りだと思います。
この人のようになりたい。
そうやって生き方や考え方を真似ることによって、生きる張りが出てきます。
「メンターを持て」ともよく言われますが、絶対的に信頼できる人を持つことの素晴らしさを説いていくことから始めていきたいと思います。
自分が社会を変えるという意識を持たないと日本は本当に危ないと大きな危機感を感じた時間でした。
僕も仕事柄、幸い、若者と接する機会が多くあります。
僕もリーダーとしての自覚と責任感をもっと持とう。