京セラ流のコンパを目指す
JALの経営立て直しでこれまで以上に敏腕経営者として有名となった京セラの創業者である稲盛さん。
改めて学ぼうと思い立ち、今週、稲盛さんが主宰する経営塾「盛和塾」で行われている実践経営問答をまとめた「こうして会社を強くする」という本を読みました。
経営者が普段の経営の中でぶつかっている壁や難題などの具体的で重たい質問に稲盛塾長が真摯に応えているのですが、うまくまとまっていて経営のケーススタディとしてとても役立ちました。
その中で、京セラのコンパに触れた塾長の話を読み早速反省をしました。
当社では社員との飲み会はちょこちょこと行うのですが、ちょっと違ったタイプの飲み方も必要だなと。。。
稲盛さん曰く、「ただ面白おかしく、ただ酒をくらって己を忘れてしまうような、酒に飲まれるような酒は下の下です」
おー、いつも酒に呑まれている。。。
「もう日本酒は飲みません!」と言いながら、日本酒好きの社員Pに誘惑され、いつも飲み過ぎているのです。。。
これが濡れ衣だと非難ゴーゴーなのですが、僕は悪くないはず(笑)
一杯飲みながら、和やかな雰囲気の中で、今からどういう人生を送るのかを話し合い、互いに向上し合うような酒盛りにするのが京セラ流のコンパとのこと。
人生論で挑んでも斜に構えていて話にならない人もコンパに出席しているので、コンパの翌日にはいくら頭が良くてもネガティブな人で辞めていく人もいる。
一方、酒を通じて胸襟を開いて人生とは何か、人間とはどう生きていくべきかを話せば、お互いに成長していくことができる。
憂さ晴らしばかりではなく素晴らしい酒を飲もうという主旨です。
たまには、こういう真面目で熱い飲み会も大事にしないとなあ。
ちょうど今週の営業会議の後、次回は、「みなで会社の将来像をワイワイガヤガヤ語り合う勉強会をしたいね」という話になりました。
中小企業の社員にとっては、「どんな会社であってほしいのか?」=「どんな会社にしたいのか?」だから。
講師が略してYG会議。
余りピンときませんでしたが、ワイワイのYとガヤガヤのGのようです。
会議⇒酒(コンパ)⇒発表の予定なので、まさに次回のYG会議は京セラ流でいきたいですね。