仕事の結果が与えるインパクト
先週末に、創業時に一緒に働いていた友人の結婚式がありました。
式場は群馬県の沼田市。
山に囲まれた雰囲気のいい邸宅ウェディングで楽しい時間を過ごしました。
田舎の結婚式は都会とはちょっと違います。
バツイチで二回目の結婚式なので、少人数でやるのかなと思っていたら、70名ほどが参加。
結構でかくやるなあと思っていたら、沼田市では、200人から300人の結婚式がざらにあるそうです。
地元の人の話によると、その会場は小さい結婚式をやる時によく使うんだと話していました。
文化や風習の違いって面白いですね。
彼は今、高崎の会計事務所兼コンサルティング会社に勤めています。
主賓はそのコンサル会社の社長で、挨拶では、彼の入社当時の印象を話していました。
彼が入社した当時、この会社では経営革新法か何かの新しい助成金を積極的に提案するプロジェクトを立ち上げていたそうです。
別の会社のコンサルティングを受け、いくつもの会計事務所がその事業に参画していました。
その助成金の申請書類を書くのに、担当企業の会社概要や経営課題、今後のビジョンなどをまとめないといけないそうなのですが、どの会計事務所の社員もうまく書けず、指導していたコンサル会社は、会計事務所の社員はなんて文章作成能力がないんだと嘆いていたそうです。
そんな中、彼が作成した書類だけが一発合格。
直すところはどこもありませんと、誉められたそうです。
この会社でも3人が申請していたそうなのですが、先輩2人よりもいい資料を作ったんですね。
今回の主賓だった社長も、コンサル会社から「いい人材をお持ちですね」と言われ、鼻高々だったというお話です。
入社当時の彼がコンサルができるほどの実力を持っていたとは思えませんが(笑)、新しく入った会社でインパクトのある仕事をしたことは事実です。
こういう先制パンチは効きますね。
結婚式の後に、なぜか、この社長や事務所の社員2人と飲むことになったのですが、この書類申請の話が何度も出てきて、昔話がつきませんでした。
酔っ払っているのもあるのですが、最終的には、「いやー、彼はすごかったんだよ」という酔っ払い特有の繰り返しで盛り上がりました。
現在、この会計事務所兼コンサルティング会社の社員は約60名。
社長は社員全員の情報をしっかりつかんでいるわけではありません。
現に、彼が社長の大学の後輩だということに、この飲み会で気づいたくらいですから(笑)、仕事の結果が与えるインパクトというのは大きいですね。
社長の他の二人の社員も、彼をほめちぎっていました。
めでたい席だからということだけでなく、社員や同僚を自慢できるというのはとてもうれしいこと。
僕も、昔の仲間が新天地で活躍していることを聞いてとてもうれしくなりました。
インパクトのある仕事をするというのはとても重要です。
ああ、あの仕事をやった彼(彼女)ね。
こんな風に言われるようになると、会社内でのポジションも上がりますね。
社長や同僚から自慢される社員というのは素晴らしいと思います。
高崎駅で4時間ほど盛り上がり、ベロベロに。
遠方と言うこともあり、結婚式の二次会を断ったのに、結局帰りは深夜でした(笑)
でも楽しかった。