仕事研究講座
昨日、東芝OAスクールで職業訓練の受講生向けに「仕事研究講座」を行ってきました。
ITビジネス実務科ということで、受講生の約半数が20代の女性でした。
求人倍率の説明から、企業の求めている人材像、自己PRや企業への質問で多くある事例、会社の特徴のつかみ方、求人広告の読み方などをテーマに2時間半ほど話しました。
前回やったクラスは50代、60代の方が多かったのですが、やはり参加者の年齢によって雰囲気や関心事が全く違います。
今回は、会社の特徴のつかみ方についての解説が難しかったようで、それまでディスカッションで盛り上がっていたメンバーも突然眠くなり、残念ながら数名は深い眠りについていました(笑)
ほんとはここが一番大切なんだけど。。。
一番関心の多かったのは、ダメな自己PRの事例と求人の検索の仕方だったようです。
実務的なhow toに興味があったのですね。
数名の眠そうな顔を見て、急遽求人サイトの使い方の説明に切り替えたのですが、それが功を奏したようでホッとしました。
ほとんどの女性が事務職希望とのことでしたが、今さらながらに事務職の求人は少ないのが現実。
3月の千葉県の事務職の求人倍率は、0.16と6人に1人分の求人しかありません。
大手サイトを中心に事務職の検索の仕方を教えたのですが、ほとんど求人がなく、僕自身もびっくりしてしまいました。
また、オフィス事務を目指す彼女たちにとっては、社員数十名の中小企業で働くのには抵抗があるようで、千葉キャリ掲載の求人は不人気でした。
派遣からスタートするのがキャリアビジョンとしては描きやすいのかもしれませんね。
事務職一辺倒では、職業訓練→正社員という流れを作るのはなかなか難しいもの。
別の職種に興味を持たせる工夫が欠かせないと改めて感じました。
今日は別のクラスで、同じ講座を行います。
内容も少しブラッシュアップしたので、頑張りたいと思います。