企業データの重要性
先日行った当社の会社説明会。
質疑応答で予想しなかった質問がいっぱいでました。
ある参加者から
「希望した部署への配属はしてもらえるのでしょうか?」
「女性の営業は何名くらいいるのでしょうか?」
「事務所はここ以外にはあるのでしょうか?」
「社宅はありますか?」
といった質問が立て続けに出てきたのです。
何か違和感を感じながら答えていたのですが、3つ目の質問でようやくこの人は当社が大きな企業だと勘違いしているんだなと気づきました。
正直なところ「求人の原稿を読んでこなかったんだなあ」という残念な印象でした。
もちろん丁寧に返答はしましたが。
説明会終了後、なぜ当社を大きな企業だと勘違いしたんだろうと振り替えってみたところ、求人原稿の従業員数が空欄に。。。
「これだ!」ということで、問題は参加者ではなく、当社にあったのです。
当社は役員を除くと従業員わずか3名の小さな会社です。
それでも従業員数が掲載されていないと会社の規模は分からないものなんですね。
サイトを運営していると思ったよりも大きな会社に見えるのでしょうか?
それにしても、社宅や事業所の質問には驚きました。
こうやってミスマッチが生じてしまうのです。
求人サイトの運営会社でありながら、企業データの重要性を改めて感じた出来事でした。
彼女には申し訳ないことしたなあと思います。
深く反省です。
と、ここで自社のことは棚に上げて、求職者側にアドバイス。
企業選びの際は、企業情報をしっかり収集することが大事です。
当社の場合も、求人広告には従業員数が入っていませんでしたが(当社が悪いのですが)、企業HPやパブリ、その他の情報を収集すれば、実はすぐに会社の規模は分かるのです。
さらに、その企業のお客様や商品を調べ、営業形態から規模や雰囲気をイメージする。
そこまでできると就職活動の質も上がると思います。