会社説明会や研修では前に座ろう!
先日、あるお客様の会社説明会を見学してきました。
説明会には約70名の学生が参加。
とても活気のある説明会でした。
会社の会議室を2部屋並べて会場を作っている関係で、6人×12列という結構縦長の会場になっていました。
その一番後ろで見学させていただいたのですが、後ろから見ていると学生の仕草や態度はまる見えで、面白かったです。
VTRなどを見ずにひっきりなしにメモをしている学生や背もたれによっかかってしまっている学生などは特に目につきました。
自分がどのように見られているかを意識することがとても大事ですね。
その人の真剣さ、意欲などは雰囲気ににじみ出るものですが、後ろから見ていて感じたのは、前方に座る人と後方に座る人で大きくちがうということ。
周りの人にも感化されやすいので、説明会ではチャンスがあるのであれば、できるだけ前に座った方がよいと思います。
前で話す先輩社員や社長の雰囲気もより直で感じられるので。
社会人向けのセミナーや研修に関して面白い統計の話を聞いたことがあります。
それは、座る位置によって年収の平均がちがうということ。
社会人のセミナーの場合では、会社説明会と違って料金が発生しますので、余計に真剣です。
(お金を出すのは、本人の場合もあれば、会社の場合もありますが)
セミナーにおいて、前1/3に座る人、後ろ1/3に座る人で、明らかに年収の違いがあるそうです。
もちろん、前に座る人たちの方が高い。
当然、後ろに座る人の中にも年収の高い人はいるのですが、平均的に見ると、時間とコストを使っているのだから、絶対に何かを吸収しようと考えている人は、前に座るのです。
そういう人たちの方が、高い給与や社会的ステータスを持っている傾向が強いということなのです。
そんな人たちに囲まれることで、自分の意識も引きずられますから、無理にでも前に座るという環境をつくることで、自分を変えていくことにもつながります。
前に座ることなど誰にでも出来ます。
ぜひ、心がけてみてはいかがでしょうか。
意外にも自分がいつも座る位置って決まっています。無意識に後ろの方に座ってしまっているなんてことはありませんか。
僕も昔はそうでしたが、今では必ず前方に座るようにしています。
そして、もうひとつ質疑応答について。
僕が出会った人ですごいなあと思った人が習慣にしていること。
それは「質問のある人?」と聞かれると、とりあえず手を挙げるということ。
手を挙げるということは、質問する権利を獲得するということなので、まずは手を挙げて権利を獲得するそうです。
そのあとに、質問を考える。
必死に考えれば、質問の一つや二つは出てくるもの。
質問が全く出てこないということは逆に理解が薄いということでもあります。
日本人は、「変な質問をしてしまうと恥ずかしい」という感覚を持っている人が多いので、なかなかできませんが、何かを学ぶ、得るということに対して
これほどに貪欲になれるとよいですよね。