使命感をもって働く
昨日、人間ドックを受けてきました。
健康維持のため、3年連続で通っています。
わかすぎファミリークリニックというところに行っているのですが、ここの先生が熱くてとてもいい先生です。
大学で消化器外科医としてがんの臨床、研究を行っていたのですが、がん死を少しでも減らしたいということから2003年に開業。
がんの予防と早期診断のために、人間ドックにかなり力を入れています。
毎年、ドックの受診に行くと、先生の精力的な活動にパワーをもらいます。
多くの人が受診しやすいようにと、土日も午前中は診療しているんですね。
人のために、休まず働くという選択を自らするというのは、なかなかできるものではありません。
昨日は、働きすぎだと注意されたのですが、どっちがですか?と言いたくなるくらいです(笑)
テレビでたまにスーパードクターの密着取材をしていて、情熱的に働き続ける底なしのパワーに圧倒されることがありますが、それと同じ雰囲気をこの先生からも感じます。
その背景にあるのは、使命感なのかなと思います。
若杉先生から感じるのは、がん死を減らすために、予防治療を広めるという使命感。
医学の知識がないので詳しいことまではよくわかりませんが、僕なんかでもわかるのは、より多くの人に気軽に人間ドックを受けてもらうためにいろいろな工夫をしているということ。
受診の機会を増やす
分かりやすく説明する
最新鋭の設備を導入する
苦痛のない環境を提供する
などなど。
もともと僕がこのクリニックを選んだのは、胃カメラが鼻から入れるタイプだったからです。
人間ドックに行って苦しい思いをするのなんて嫌ですよね。
余計に体が悪くなってしまいそうですから(笑)
とにかく、毎年患者さん目線で、何か工夫改善がされています。
そんな先生の情熱に影響されるのか、受付や看護婦の方々も皆、感じがいいです。
病院にいって気持ちがいいと思うのは、僕はここだけですね。
逆に、病院によっては、先生の態度に疑問を感じることもあります。
そう考えると同じ医者という職業にあっても、その仕事の捉え方は人それぞれです。
仕事に使命感を持ち、常に相手の目線で物事が考えられる状態。
これはどんな職業においてもとても大事なことですね。
でも、簡単にできることではありません。
だから、それができる人が目立つのかもしれません。
働きすぎて倒れてしまっては元も子もないですが、仕事に使命感を持ち、働くことを苦にしていない先生をみると、こういう生き方もいいなあと思います。
先生から学ぶことがたくさんありました。