働き方改革~仕事をしているふりをしない~
お盆前にNewspicsで特集されていたブレグマン氏の記事が面白かったのでご紹介。
ベストセラーになっている『隷属なき道』(私も遅ればせながら現在読書中です)の
著者であるブレグマン氏は歴史家でありジャーナリストとのことですが、
日本人の働き方に率直な疑問を投げかけていてなるほどその通りという感じがしました。
典型的な日本人の働き方のエピソードが紹介されていました。
私は先日4週間ほど日本に滞在しましたが、満員電車、長い会議や取材に来るスタッフの
多さに驚きました。私とのインタビューの際も、10人ほど部屋にいましたが、そのうち
7、8人は正直何をしにきているのだろうという感じでした。
あるあるな光景が目に浮かびますね。
確かに、日本では主体工数(直接的な成果につながる 時間)以外の付帯工数を
いっぱいこなすことで、仕事をしているふりをしなければいけない
というような風潮があります。
満足のいくアウトプットをすればさっさと仕事以外に時間を使えばいいのに、
なかなか切り替えができません。
かく言う私も今でも18時前から会食に行くことにはどこか心理的な抵抗感があります。
非常にくだらないことなのですが、習慣になってしまっているんですね。
仕事にとらわれてしまうということなのでしょう。
この意識を完全に取り払わないと生産性のUPに向けた抜本的な改革はできませんね。
大いに反省です。
働き方改革といえば、最近、感心したことがあります。
先日、IT系のサービスに関して行くつかの企業様に問合せをしたところ、
原則WEBミーティングで営業マンの訪問は有料という会社が何社かありました。
さすが、都内の会社😁
働き方改革していますね!
営業パーソンの移動時間も働き方改革においては大きなテーマです。
これまでの自分たちの常識にとらわれるのではなく、完全に意識変革をしないと
時代の変化に取り残されるなあと危機感を感じますね。