先輩社員の指導力強化研修
先週末に内定者研修が無事に終わりました。
2日間見ていて思ったのは、本当に新卒って純粋ですね。
素直だし、向上心があるし、負けん気も強いし。
複数の会社から参加するオープン型の研修だったのでなおさらだと思いますが、意識の高い子に引きずられるようにみんなの行動レベルが上がっていくのは、感動的でした。
自分が遅れていると思うと、必死になってついていこうとする。
社会人1年目を前にして、遅れるわけにはいかないということでしょう。他社の社員と会うのも初めてだし、いい刺激になったのではないでしょうか。
2日目の後半は、講師から意見を求められると、全員が一斉に手を挙げます。初日には考えられないくらい主体的で意欲的な姿勢を見せていました。
終了後には、自然と幹事役が決まり、研修の同期会が企画されていました。
若いっていいですね(笑)
さて、そんな新入社員が早期に成長するかどうかは、会社の組織風土次第です。
新卒を指導する先輩や上司の意識やスキルによって、大きく差が出てしまいます。
上司は選ぶことはできないと言われるのは、ここに本質がありますね。
特に中小企業においては、先輩社員の意識や指導力が乏しいケースが多いのが現実。
内定者がこれから毎日、日経新聞を読もうと心がけているのに、会社に行ったら、新聞を読んでいる先輩は一人もいないなんてこともあるかもしれません。十分あり得ます。
新卒を迎え入れる会社の先輩としては、そんな成長意欲の高い新入社員の気持ちを踏みにじらないような意識と行動が求められます。
後輩や部下の指導力を強化しようという研修が、今日から2日行われます。
開催の準備も何とか整いました。
特に新卒の指導を担当するというのは、その子の社会人人生を預かるようなもの。
責任は重大です。
私も含めて、しっかりと勉強してきたいと思います。