入社までの残り1か月で
先週の土曜日に、1月に開催した内定者研修の同期会(打上げ?)がありました。
この同期会は、研修に参加した内定者が企画したもの。
講師とともに僕らスタッフも2名参加させていただき、とても楽しく飲みました。
講師も研修の生徒から飲み会に招かれるのはうれしい様子で終始笑顔で、いつになくハイペースで焼酎を飲んでいました。
これから社会人になる彼ら彼女らと飲んでいて感じたのは、最近の学生はこういうところが変わってきたよねと人事で言われていることが結構当てはまっているということ。
例えば、学生の変化として僕がよく耳にするのは、
・サークルや部活に所属しない学生が増えてきている
・車に興味のない学生が増えてきている
・卒業旅行で海外に行かない学生が増えてきている
・一人旅をする学生が減ってきている
・一人暮らしをしたくない学生が増えてきている
などなど。
裏付けとして具体的なデータを知っているのは、車に関する話くらいで、後は、感覚値。特別信憑性はありません。
でも、結構当てはまっていました。
社長や人事担当者と話していると上記のネタがよく出てくるのですが、それはなぜか。
サークルや部活に入っていない
一人暮らしをしていない
海外に行っていない
だからどうだということはないのですが、面接に携わる人がこういう情報に関心を持つのは、これらの経験によって、人間的に成長したり強くなったりするということを知っているからではないでしょうか。
こんな経験をすることで視野も広がるし、人間的にも大きくなります。
そんなこともあり、とりあえず、僕からはアドバイスとして2つ行いました。
残り1か月で海外に行くことと合コンを開催すること。
海外に行って、カルチャーショックを受けるのはとても重要な経験です。
自分たちがいかに恵まれているかがわかりますし、語学や歴史など新たな興味につながることもあります。
また、合コンは(別に合コンでなくてもいいのですが)、幹事をやるという経験がとても大事だからです。
合コンというのは冗談のようで、ちょっと本気なのです。
部活やサークルに入っていれば、3年生にもなれば、何か役職につき、飲み会を企画したり、場を取り仕切ったりという経験をするものですが、そういう縦社会に所属していないと、社会に入ってから歓送迎会の一つも開けません。
会社によっては、花見の幹事を研修の一環としているところもあります。
社員が何百人もいると花見の幹事は簡単なことではありません。
場所取り、段取り、お酒やつまみの用意、告知、参加人数の把握、乾杯や閉めの挨拶の依頼などなど。
経験のない人にはなかなかできないものです。
でも、実は、これって仕事そのものなのです。
何かの企画を行うときは、それに必要な業務を洗い出し、それぞれの業務の達成目標と担当者を決め、スケジュールに落とし込んでいく。
だから、経験がないのであれば、幹事を務める、もしくは幹事の行動を観察するくらいのことはしておいてほしいと思うのです。
今回飲み会の幹事さんが別々の会社のメンバーを集めて立派に飲み会を成功させているように、出来る人はすでに出来るんですね。
(とても大変なことだったと思います)
ということで、海外旅行に行ったことのない子には、海外旅行を、サークルに入っていない子には合コンの開催をアドバイスし、それぞれが目標として掲げましたが、果たして残り1か月で達成できるかが見ものです。
違う意味で合コンを開催したいと必死になっている学生もいましたが、その欲望が人を動かします(笑)。がんばれ!
最後に幹事さん、お疲れさまでした。
楽しい企画をありがとう。